「発情」・・・。

コレが体に負担を与えるって知っていましたか?

今回はキンカチョウの発情についてお伝えします。

知らない事ばかりだと思いますので、キンカチョウを飼おうとしている人や、既に飼っている人は是非ご覧下さい。

 
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キンカチョウの発情の症状

 

キンカチョウの発情は、オスは歌を歌ったりしますし、メスは体制を低くして、尻尾を高速に振ります。

 

メスはつがいがいなくても、たとえばおもちゃや飼い主などに対して発情し無精卵を産んだりします。

不必要な発情は、キンカチョウの体調を崩したり、メスの場合は卵を産んで体にさらに負担がかかります。

 

生殖器系だけではなく、関節疾患、肺疾患、腎疾患など様々な疾患の原因となってしまいます。

 

キンカチョウのオスの発情症状

オスの主な症状としては、交尾行動を止まり木などで繰り返す事により、擦過傷による排泄孔周囲の出血、毛引き症になる事もあります。

発情ホルモンであるエストロジェンが長きに渡り分泌され、高エストロジェン血症になったり、攻撃的な性格になったりします。

 

キンカチョウのメスの発情症状

メスの主な症状としては、オスと同じ高エストロジェン血症を引き起こしてしまったり、体内のカルシウムが減って低カルシウム血症を起こしたり、軟卵を産んだりします。

さらには、卵黄性腹膜炎、卵管・卵巣疾患、骨軟化症などの病気が発生してしまう事もあります。

 

以上のように、様々な症状が発症する可能性を高める為、生活環境により発情期以外で発情してしまう事は、キンカチョウにとって決して望ましい事ではありません。

非発情期の発情を出来る限り抑えてあげる事が、よりキンカチョウを長生きさせてあげられる要因の一つなんです。

そのためにはどのような事をすれば良く、どのような事をしたらいけないのでしょうか。

 

 

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キンカチョウが発情する原因

発情期以外の発情の原因としては、第一に光周期(明るい時間)を長くしてしまう事があげられます。

人間の生活に合わせて、夜遅くまで明るくしていると、その分発情しやすくなってしまいます。

夜は遅くても21時くらいまでには、かごに布をかけるなどして、暗くしてあげる事が望ましいです。

 

また、物音などで眠れない時もあるので、出来る限り静かなところにかごを置いておきます。

朝も9時から10時くらいに布をとってあげるといいでしょう。

 

他にも様々な原因がありますので、それらをひとつひとつ排除していきます。

できれば全て行うのが望ましいとは思いますが、全部は無理としても、できるかぎり多くの事をしてあげる事が大事です。

 

ちょっと可哀想な気もしますが、キンカチョウが発情する対象を取り除きます。

おもちゃに発情するのであれば、おもちゃを取り上げます。

 

飼い主に発情するのであれば、飼い主と接する時間、例えば放鳥の時間を減らします。

話しかけたり観察したりするのも出来る限り控えましょう。

また、頭を撫でたり、耳を掻いたり、それらの触れ合いも、辛いでしょうが減らす必要があります。

 

ツボ巣や巣箱を入れていると発情しやすくなるという事例もありますので、かごの中に入れないようにします。

その分寒くなりすぎないように、例えば冬には低温ヒーターを入れる等、寒さ対策を怠らないようにする必要があります。

また、巣を連想させるような場所、例えば暗くて狭いような場所に入れさせない、近寄らせない事、巣作りの材料となりえるもの、新聞紙やティッシュなどを噛ませない事も必要となってくるかもしれません。

 

寒さ対策を怠らないようにと書きましたが、かといって過保護に暖かくするのもNGです。

キンカチョウは基本、春から夏にかけて繁殖する鳥です。

暖かい時期に繁殖するので、温度をあげてしまうと発情の原因となるのです。ここのバランスが非常に難しいところでもあります。

 

よく食べる子は、食べ物を少し減らすなどの対策をするとよいでしょう。

食べ物が多いと、ヒナを育てられる環境にあると判断し、生殖準備が出来るようになってしまう為、つまりは発情しやすくなってしまうのです。

かといってあまり食べない子の食事を減らすと、それはそれで衰弱してしまいますので、ちょっと太り気味の子が正常体重になるくらいまで程度にします。

青菜の給餌も止めてみるといいでしょう。

 

鳥を飼う時に「ストレスを与えない事」とよく言われたりします。

人間と同じで、ストレスはキンカチョウにとっても万病の元であり、寿命を縮めてしまう要因でもあるからです。

しかし、先述の寒さ対策に同じく、過保護にしすぎてストレスを与えなさすぎるのも、発情する要因の一つとなります。

与えすぎず、かつ与えなさすぎず、ここもバランスが難しいところです。

 

キンカチョウに限らず、小鳥の発情というのは見ていてとても可愛らしいので、つい見てしまいたくなりますが・・・

可愛いからと放置していいものではない事をまず理解し、常に発情したりしないように、飼い主自身が強い意志を持って、キンカチョウに向かい合うのが何よりも大事になってきます。

 

時には発情しないよう促す事で、キンカチョウが懐かなくなってしまうかもしれません。嫌われてしまうかもしれません。

でも懐かないから嫌だではなく、命を預かる責任をしっかり持って、自分の最愛のペットが無事、天寿を全う出来るように世話をしてあげましょう。

 
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