らんちゅうは、ずんぐりとし全体的に独特な形態をしており、背びれがなく尾びれは3〜4ある金魚の仲間です。

頭部から顔にかけ発達した筋肉が肉瘤になっており、その姿はライオンに似ていると高い評価をされ、『ライオンヘッドゴールドフィッシュ』と呼ばれるようになりました。

国内のらんちゅうは、高額で取引され金魚の王様と呼ばれてます。

 

 
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らんちゅうの生息地

らんちゅうは、元々1500年前に中国でらんちゅうの原産『マルコ』が発見され、500年後の日本に持ち運ばれて来ました。

しかし、当時は室町時代で飼育や繁殖技術が無かったため普及する事はありませんでした。

 

時代は移り・・・江戸時代の頃、オランダ人によりマルコとしてらんちゅうが持ち込まれたキッカケで普及し始め、らんちゅうとして文献や浮世絵に登場する程に一般的に認知されるようになり、観賞魚として飼われ始めました。

時代は進み1939年〜1945年に世界的規模の巨大戦争と言われる、第二次世界大戦が起こりらんちゅうは、戦争の被害を受け絶滅。

 

しかし、戦後らんちゅう愛好家たちにより肉瘤の少ないらんちゅう、ナンキン、トサキン、ハナフサなどで復元されて今に至ります。

 

 

らんちゅうの特徴

 

らんちゅうは、とても緩やかで大きい尾ビレをたくさんに開いて泳ぐ姿がとても可愛らしいです。

らんちゅうの特徴は、頭部の筋肉が発達した肉瘤と背びれの無い姿、花びらのように開いた尾。

背びれが無いのは、和金の突然変異から誕生したと言われてます。

 

江戸時代は、ガラスで出来た水槽が無かったため、桶や鉢で飼い上かららんちゅうが泳ぐ姿を楽しんでいた為、背びれが無い方が好まれました。

上から見て背なりが綺麗で肉瘤があり、獅子のように発達した頭と花びらのように開いた「3つ尾」「4つ尾」「サクラ尾」のどちらからの尾が上から見て美しいと思われてました。

 

肉瘤の頭は、遺伝的なもので、肉瘤の大きなものと掛け合わせてより綺麗ならんちゅうを作ってました。

そのため、肉瘤の大きくなるには、素質が無ければなりません。

 

 

らんちゅうの大きさ

らんちゅうの大きさは生後、全長10㎜で針子(稚魚)と呼ばれます。

針子→1ヶ月=青子、青子→3ヶ月=黒子→虎禿げ→時間が経過し色褪せし、5〜6ヶ月で当歳魚となります。

 

2年目だと2歳魚・3年目だと3歳魚と言います。

らんちゅうは、生後10mmで1ヶ月すると20mmにも成長して行きます。

最大でも約20〜25センチまで成長します。

 

 

らんちゅうの寿命

らんちゅうの寿命は、約10〜15年と長生きします。

らんちゅうは、水が命です。

水質を綺麗に管理すれば長生きしてくれます。

 

ほとんどの魚にも言えますが、水質が悪いと病気になり、亡くなってしまいます。

また、らんちゅうに適した水温もしっかり管理していけば、らんちゅうも喜ぶ環境になるでしょう。

 

 

 

 

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らんちゅうの飼育方法

らんちゅうを、水槽で尾をいっぱいに開いて、ゆったりと泳ぐ姿がとても美しいです。

また、餌を食べる姿もとてもかわいいです。

大きく開いた目で、餌をパクパクとさせながら食べます。

そんなかわいいらんちゅうを飼うにあたり必要なモノをあげていきます。

 

水槽

 

らんちゅうを飼うには、色んなサイズの水槽があります。

狭い水槽よりは、大き目の水槽でらんちゅうをゆったりと泳がせたいですね。

そんな水槽には、ガラスとアクリルの2種類のものが存在します。

 

メリット デメリット
ガラスの水槽 ・アクリルの水槽よりも価格が安い。

・傷がつきにくい

・年月が経っても水槽の中が鮮明に見える。

・強い衝撃に割れやすい。

・アクリルより重量がある。

アクリルの水槽 ・衝撃に強い。

・ガラスより軽い。

・形状度が高い。

・加工度が高い。

・傷が付きやすい。

・高い温度に弱い。

 

両方それぞれのメリットやデメリットがあります。

しかし、何を取るにしても1番は、らんちゅうがどの環境で飼われるのが良いのかを考えなければなりません。

 

水槽立ち上げ方法

らんちゅうを飼うには、まず始めに水槽のサイズを決めましょう。

水槽でらんちゅうの大きさと何匹飼うかで水槽の大きさが変わって来ますから、しっかりとした計画を立てて飼ってあげましょう。

 

水槽30センチ 3〜5センチ「2〜3匹」

5〜8センチ「1〜2匹」

8センチ〜 「1匹」

水槽40センチ 3〜5センチ「3〜4匹」

5〜8センチ「2〜3匹」

8センチ〜 「1匹」

水槽45センチ 3〜5センチ「4〜5匹」

5〜8センチ「3〜4匹」

8センチ〜 「1匹」

水槽60センチ 3〜5センチ「6〜10匹」

5〜8センチ「4〜6匹」

8センチ〜 「1匹」

 

お好みの水槽のサイズを用意します。

 

水槽の水の準備

次に、綺麗なバケツに水道水を水槽に必要量を入れます。

バケツを使う前、バケツを洗いますが、洗剤を使わずにしっかり洗って下さい。

そして、水道水の中に溶け込んでいるカルキ抜きをします。

 

カルキは、水道水やプールの消毒に使われています。

カルキは、人間には無害でも身体の小さいのらんちゅうには健康を害するモノなので

しっかりカルキ抜きをしてから、らんちゅうを入れてあげましょう。

 

カルキを抜く2つの方法を紹介します。

 

中和剤

水道水に中和剤というカルキ抜きを入れる方法が簡単ですぐに使えます。

地域によってはカルキが強く入ってることがありますので、その時は放置日数を1日増やしていた方が良いでしょう。

カルキの強い地域は、お風呂場内にある鏡やキッチンの流しがカルキで白く濁ってたりするとカルキの強い証拠。

カルキの強すぎる地域は中和剤を使用した方が安心です。

自分が住んでいる地域を検索してどの程度のカルキの量が入っているのかを調べると良いでしょう。

 

自然中和

バケツに水道水を入れ、良く日光の入るところに持って行き、そのまま放置します。

野外だと『約6時間』放置します。紫外線によってカルキが分解されます。

野外でバケツを放置する時は、風が強い日は避けましょう。

バケツにホコリなどの余分なモノが入り、せっかくの綺麗な水が汚れてしまいます。

 

室内だと『2〜3日』放置します。

 

煮沸はおすすめ出来ません。

水を煮沸する事で、塩素が『トリハロメタン』に変化してしまい、このトリハロメタンを除去するには、沸騰してから更に『10〜15分』沸騰させます。

水に『トリハロメタン』が入っていると、らんちゅうは亡くなってしまいます。

水槽に入れる量を煮沸するには、かなり大変です。

 

カルキが抜けているかしっかり確認する方法は、機械で測るか薬品でチェックする2つの方法があります。

機械 残留塩素チェッカー EW-506

価格は、10,000円前後です。

薬品 ウォーターチェッカー(残留塩素測定試薬)

価格は、200円前後です。

 

完全にカルキが抜けたら水槽の中に砂利を入れて、水道水のカルキ抜きが確認出来たら、早速水を水槽に入れます。

水槽に水が入ったら、水の中に酸素をエアーポンプで入れてあげます。

 

次に、上部式フィルターで水を循環してあげます。

ヒーターは、サーモスタットと水温計は離して着けます。

 

後は、水草や流木などのオプションを備えたら完成。

自然の力で水槽の水質を守ってくれます。

ソイルと言った自然の岩や砂利など細かく砕けた個体とミネラルの集合体となった土を水槽に入れるだけで、ph値や炭酸塩硬度の値を下げてくれます。

 

ろ過機

上部式フィルター

上部式フィルターは、水槽の中の水のろ過能力が高く、水の中に酸素が良く行き届きます。

また、メンテナンスが楽。

上部式フィルターには、2種類のタイプがあります。

 

水中式モータータイプ 上部式フィルターのモーターが水中にあるタイプです。

モーター音が水中に吸収されているので、音が気になる方におすすめです。

しかし、モーターの熱が水槽の水に伝わってしまいます。

水上式モータータイプ 上部式フィルターの本体にモーターが付いているタイプです。

モーターの音がどうしても外に漏れますが、モーターに負担がかかりにくいです。

モーターの熱は外気にさらしているので、水槽の水の温度を上げることがありません。

 

オーバーフロー水槽

オーバーフロー水槽は、どのろ過機よりも水を綺麗にする事が出来ます。

しかし、コスト面が高く付きます。

 

見た目的もオーバーフロー水槽だととてもかっこいいです。水槽の上部にLEDライトの照明を

つけたりしてインテリア風にして、自分だけのオリジナル水槽を楽しめます。

オーバーフローは、普段大型水槽に見られてましたが、近年小さな水槽でも利用されています。

 

外部ろ過フィルター

外部ろ過フィルターは、ろ材をたくさん入れる事が出来るので、ろ過機の中でもろ過能力が高いです。

ろ材にバクテリアなどの生物がたくさん住み着くのでより水が綺麗になります。

 

また、水槽の見た目がスッキリしています。目に入らない所にフィルターやホースを綺麗に設置出来ます。

水槽の上部に何も無いのでLEDライトの照明などを設置すれば水草なども一緒に育てれます。

co2が逃げにくい構造になってるので、co2が必要な水草などを飼育するには良いでしょう。

 

底面式ろ過フィルター

底面式ろ過フィルターは、なんと言って値段が安いです。また、見た目もスッキリしてます。

水槽の底の砂利の代わりにろ材にします。

しかし、水草などがある場合は水草を取り除かなければなりません。

 

投げ込み式ろ過フィルター

投げ込み式ろ過フィルターは、エアーポンプが必要となります。

エアーポンプから、ろ過機内に酸素が入って行きその流れで水槽の水がろ過機の中を通り抜け、綺麗にろ過されます。

 

ヒーター

ぷくぷくとかわいい姿で泳ぐらんちゅうは、とても愛らしいです。

そんならんちゅうは、零下1度〜38度まで対応できる金魚ですが、急激に水温の変化には弱いので、大切に飼育してあげましょう。

ヒーターの温度を上手く調整出来れば、普段冬になったら冬眠する、らんちゅうが元気良く年中その姿を楽しめれる事が出来ます。

 

しかし、注意しなければならないのが、四季に対する水温の温度です。

例えば、冬の水温設定で春を迎えると、らんちゅうからすると水温が熱くてしょうがありません。

らんちゅうを飼う時は、しっかりとした水温設定に注意を配りましょう。

 

水槽の見た目をスッキリさせるには、ろ過層の中にヒーターを入れます。

ヒーター以外にも殺菌灯なども入れます。

 

 

らんちゅうは、口が下を向いているので浮上性より沈下性の餌がおすすめと言えます。

 

人工飼料

テトラ らんちゅう 沈下性(580g)金魚の餌 価格は、1,050円
コメット らんちゅうの主食 納豆菌 沈下性 中粒 価格は、200g 415円
煌きら(きらきら)育成 浮上 S 3.3mm 3kg 価格は、2,780円
メディスーパーゴールド 300g 沈下性 価格は、612円
ヒカリ咲ひかり 金魚 育成用 沈下性 200g 価格は、661円

 

乾燥餌

ジェックス 金魚元気 プロバイオフード 200g 価格は、320円です。

フンを分解、臭いを抑えます。

ひかり FD ビタミン赤虫 12g 価格は、488円です。

赤虫をドライフードになってます。

 

冷凍

さんみ 冷凍 フレッシュ赤虫 100g 10枚 価格は、1,050円

 

 

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らんちゅうの種類と販売値段

らんちゅうは、江戸時代の頃、ガラスの水槽がまだ存在しなかったので、らんちゅうの頭部の肉瘤から花のように開いた尾びれで泳ぐ姿を上から見て楽しんでました。

らんちゅうには国産から海外産までおります。

販売価格も安いものは数百円〜あります。

 

数百円のものは、中国産や東南アジア産だったりもします。

やはりらんちゅうの質を求めるなら『国産』です。

 

らんちゅうは、金魚の1種で金魚の中で、とても特徴的な形をしてます。

頭部は筋肉が発達し『肉瘤』があり、『背びれは無く』、尾びれ『3つ尾』『4つ尾』『さくら尾』が花のように綺麗に開いて見るものを魅了します。

そんならんちゅうには、数多くの種類が存在します。

国産のらんちゅうには、錦などの名前が付けられていることがあります。

 

1939〜1945年の間、世界規模の巨大戦争となった第二次世界大戦が起き、らんちゅうはその戦災にあい全滅しました。

しかし、らんちゅうを愛する愛好家により品種改良され、現在まで、その種類が増えています。

現在も、異なる種類同士を掛け合わせて新種を作ってたりもしています。

 

今後、どのような新種のらんちゅうが誕生して来るのか楽しみですね。

 

らんちゅう

らんちゅうは、『金魚の王様』と言われており、金魚の中でも圧倒的に人気で、数千円〜数百万円で取引されてます。

その愛らしい姿が人の心を引き寄せます。

約3,000円〜10,000円以上になります。

 

更紗らんちゅう

 

更紗らんちゅうは、らんちゅうと同じで頭部の肉瘤や背びれや尾びれなど全く同じです。

しかし、更紗らんちゅうだけ特徴を持ってます。

 

その特徴は身体のカラーです。

赤色と白色が身体中にあり、紅白がとても綺麗で可愛らしいです。

愛好家には、赤色の面積が多いほど好まれます。

 

約1,000円〜100,000円以上になります。

更紗らんちゅうは、らんちゅうより少し値段が上がります。

 

江戸錦

 

江戸錦は、らんちゅうた東錦と掛け合わせで産まれた品種です。

江戸錦の特徴は、柄は東錦同様の赤、白、浅葱色の三色で、モザイク透明な鱗です。

 

入手はとても簡単ですが、優良の江戸錦になるととても困難です。

他の優良らんちゅう同様に入手困難になります。

価格は約1,000円〜10,000円以上になります。

 

桜錦

 

桜錦は、江戸錦とらんちゅうを掛け合わした新しい品種で、平成8年発表されました。

将来的に高価な種類の1つになると言われています。

桜錦は、透明な鱗から赤色が浮き出ていて、まるで桜の様に美しく、とても可愛らしいらんちゅうです。

 

なかなか桜錦が売っているショップは多くありません。確実に入手するならインターネットを利用すると良いでしょう。

価格は約1,000円〜10,000円以上になります。

 

青らんちゅう

 

青らんちゅうは、深見養魚場でらんちゅうと青文魚を掛け合わせて作られました。

青らんちゅうのカラーは、銀色というよりも濃い紺色をしています。

価格は約1,000円以上〜10,000円以上になります。

 

黒らんちゅう

黒らんちゅうは、中国で突然変異したもので、名前の通り真っ黒です。カラフルな更紗らんちゅうと比べると人気は控えめになってます。

しかし、大きく成長する事で身体全体が黒々とツヤが出て美しくなります。

 

中国産よりもタイ産の方が品質が高く、タイ産はベルベットブラックになります。

  • 中国産=腹下が白くなります。
  • タイ産=腹下が黒くなります。

2つの生産国の違いがありますが、またに例外もあるようです。

 

価格は約1,000円前後しかなりません。

 

南京(出雲南京)

南京は、江戸時代にらんちゅうの原始形であるマルコを改良したもので、出雲地方だけで飼育され昭和57年に島根県の天然記念物に指定されました。

南京は、頭部の肉瘤や背ビレが無く、4つ尾、目先が細長く目幅が狭いのが特徴的です。

 

身体のカラーは、紅白カラーですが、白が多い方が好まれます。

価格は約5,000円前後〜になります。

 

花房(はなふさ)

花房は、鼻の部分が房状に大きく発達した鼻がとても特徴的です。

そんな花房には、2種類のタイプがあります。

『日本花房』と『中国花房』があり、日本花房は背ビレがあり、中国花房には背ビレが無いです。

 

現在、これらの2種類の花房は中国で繁殖しているので、中国産がほとんどです。

価格は約5,000円前後になります。

 

水泡眼

水泡眼は、目の下に風船のような袋があるのが特徴的です。

袋には、リンパ液が入ってます。中国では一般的な金魚です。

黒や茶、青などが混ざったキャリコ柄も存在していますが、中国に行かなければ入手する事が難しいです。

価格は約1,000円以上になります。

 

頂天眼

頂天眼は、眼が完全に上を向いているのが、特徴的でとても可愛らしいです。

視力は全く無く、嗅覚で餌を探します。日本ではあまり人気の無い種類です。

頂天眼は元々、赤デメキンでしたが、何らかの原因で、赤デメキンの突然変異から出来ました。

 

黒や茶、青が混ざったキャリコ柄が存在します。

価格は約1,000円前後からになります。

 


 

以上が飼育に人気のあるらんちゅうについての情報。

特殊な環境は必要ありませんし、安価で個体を入手できますので飼育のハードルは低め。

是非、らんちゅうを迎え入れて普段の日常に彩りを。

 
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