熱帯魚として人気があるネオンテトラの飼い方をご紹介!

寿命や混泳情報などの基本的な部分や通常の飼育方法から繁殖という特別な飼育環境まで余す所なく解説をします。

熱帯魚を飼おうとしている人は要チェック!

是非、さごまでご覧下さい。

 

 
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ネオンテトラの生息地や特徴

ネオンテトラといえば赤と青のラインが特徴的な、熱帯魚の中でもお馴染みの種類です。

数多くいるテトラの種類の中でも最もメジャーな存在ではないでしょうか。

専門店でなくとも魚を取り扱っているペットショップであれば殆どで見かけることができます。

 

さて、それではこの身近な熱帯魚は一体どこから来たのかと言いますと、元々アマゾン川の流域に生息しています。

カラシンという中南米やアフリカに住む淡水の熱帯魚の一種で、なんとピラニアなどと同じグループの魚。

その為水温も25℃〜28℃前後が適温となっております。

 

しかしピラニアのイメージとは違い、ネオンテトラは臆病で温和な性格をしていて他の魚を攻撃することはありません。

体はやや小さめで成魚になっても体長は3cm〜4cm程度となります。

 

『ネオン』という名前が付いていますが体内に発光器官を持っているわけではありません。

この鮮やかな色は色素を持った光の反射層の働きにより作られています。

 

ネオンテトラの寿命は

一般的に飼育下では2年〜3年程度と言われています。

ただし5年以上生きたという例もありますので環境や個体の強さにもよると言えます。

 

ネオンテトラは混泳できる?

元々ネオンテトラ同士は群れで泳ぐ習性があるため、群れで水槽に入れてあげた方がよいでしょう。

お店での販売も10匹単位で行なっている場合もあり、水槽の大きさにもよりますが水1リットルに対し1匹程度が丁度いいとされてます。

 

続いては他の種類との混泳についてです。

ネオンテトラは身体が小さく性格も穏やかであることから、自身が攻撃することはありませんが攻撃を受けることはあります。

 

特に大型の熱帯魚や攻撃性の高い肉食の魚には食べられてしまうこともありますので注意が必要。

またネオンテトラは水流を好む魚のため、水流を苦手とする魚との混泳の際には水槽内に水流を作らないなどの工夫が必要です。

具体的には次の魚などとの混泳が候補に挙がります。

 

メダカ

ネオンテトラと同じく温厚で他の魚と喧嘩をしません。

その為一緒の水槽に入れても喧嘩をせずに飼育することができます。

 

カラシン、テトラ

基本的に問題なく混泳できますが、カラシンの種類の中には一部気性が荒いものもいますので注意が必要。

 

グッピー

こちらもネオンテトラと並びメジャーな熱帯魚です。

性格が温和なので問題なく混泳できます。

 

コリドラス

 

温厚な性格であり混泳が可能。

水槽底部に残ったエサの食べ残しを食べてくれる掃除屋でもあります。

 

オトシン

基本的に水草などに張り付いているため、ネオンテトラとは遊泳層も被らず混泳できます。

 

エビ

 

問題なく混泳できます。

色鮮やかなエビとネオンテトラが同じ水槽内にいると、とても華やか。

 

その他、水草も同じ水槽で飼育することができます。

水草を入れることにより見た目もよくなり、魚も隠れ場所として使うことができますので入れてあげるとよいでしょう。

 

反対に混泳させてはいけない魚には次のようなものが挙がります。

 

エンゼルフィッシュ

 

こちらも熱帯魚といえばイメージされやすい魚ですが、気性が荒くネオンテトラが食べられてしまうこともあります。

縄張り意識も強いので混泳は避けましょう。

 

ベタ

同種同士でも攻撃を仕掛ける攻撃的な魚です。

単独飼育が基本の魚なので混泳はできません。

 

大型魚

小さなネオンテトラは食べられてしまいます。

必ず別の水槽で飼育するようにしましょう。

 

 

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ネオンテトラのかかりやすい病気は?

ネオンテトラがかかりやすい病気としては主に次の4つが挙がります。

 

白点病

その名の通り、ネオンテトラの体表に白い斑点ができる病気。

進行すると全身に広がり、エラなどにも発生してやがて呼吸困難を起こして死んでしまう場合もあります。

非常に感染力が強いため水槽内で蔓延してしまうこともあります。

 

感染を避けるために発症した個体は隔離するようにしてください。

 

原因としてはウオノカイセンチュウという寄生虫の存在が挙がります。

この寄生虫は基本的に水槽の中に常駐しているものですが、普段はなんら問題ありません。

水質や水温の変化で熱帯魚が弱ってしまった場合に発症します。

 

簡易的な対処法として、水温が下がってしまっていることが主な原因ですので、まずは30℃くらいまで水温を上げて寄生虫の活動を抑えていきながら様子を見ます。

また薬浴により治療します。

 

ネオン病

ネオンテトラの特有の病気。

体表の一部に出血跡が現れ、白く腐っていきます。

感染力が非常に高く、1匹でも発症すると他の魚にも次々と感染する恐れがあります。

 

発症した場合は治療が難しく、最悪の場合全滅という可能性もあるので要注意です。

原因は輸送時の体の傷からの細菌感染などが考えられます。

 

こちらも発症した魚をいち早く隔離することが大切。

隔離後は水槽内の他の魚も薬浴させて蔓延を防ぎましょう。

 

エロモナス病

エラや腹部が赤くなったり膨れたりする病気。

眼球突出や鱗が逆立つこともあります。

水槽内のエロモナス菌が水質悪化などで異常発生することにより感染すると言われています。

 

早期発見により薬浴の治療が可能ですが、進行するとそのまま死んでしまいます。

水槽の掃除をきちんとすることで予防できます。

また魚の様子を日頃からよく観察して異変を見つけてあげられるようにしましょう。

 

尾ぐされ病

尾ひれが腐り溶けたような姿になってしまいます。

泳ぎにも影響が出ますので日頃の観察で気付くことができます。

 

早期に発見し治療することができれば尾ひれも再生しますが、発見が遅れると肉まで達してしまい死んでしまう可能性が高いです。

治療には薬浴を用います。

こちらも水質の悪化などが原因と考えられていますので水槽の掃除をしっかりと行いましょう。

 

 

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ネオンテトラの飼い方

ネオンテトラは熱帯魚ですから飼育には当然水槽が必要です。

それでは具体的にどんな水槽や機材が必要なのかを見ていきましょう。

 

水槽

 

材質はガラスのものがおすすめ。

群泳を基本としますので30センチ以上のものを用意したいところです。

 

この大きさのものでだいたい10匹程度飼育できますので、10匹単位で販売されている場合にも適します。

勿論それ以上の大きさの水槽であればもっと大きな群れを飼うことかできます。

また水槽を設置する為の台やマットも必要です。

 

照明

水槽内を照らすのに必要となります。

照明のオンオフでネオンテトラの体内時計を整えます。

 

自動でスイッチを切り替えてくれるタイマーも用意すると規則正しいリズムを作れます。

水草を一緒に育てる場合はより光量が必要となりますので飼育環境に合わせて選びましょう。

 

ろ過装置、フィルター、エアレーション

上部式や外部式、底面式、投げ込み式など様々なタイプが存在します。

それぞれ特性や形状が違うのでメリットデメリットがあります。

水槽や水槽を置く場所の設置状況、中に入れる熱帯魚や水草の種類に応じて適したものを選びましょう。

 

また底面式や投げ込み式などのタイプではエアレーションが必要となります。

それ以外のタイプのフィルターでも、何らかの要因で水中の酸素量が足りなくなることなどがありますので、エアレーションは一つあると便利です。

 

ろ材

生物ろ材、化学ろ材、物理ろ材などがあります。

微生物の住処となる生物ろ材と、黄ばみや臭いを取り除く化学ろ材は必須。

 

ただし化学ろ材は永続的に使えるわけではなく2ヶ月ほどで効果がなくなり交換が必要となります。

どれもフィルターのタイプに合わせて用意する必要がありますので、まずはフィルターを決めるのが良いでしょう。

 

クーラー(冷却ファン)、ヒーター、水温計

水温を一定に保つために必要です。

25℃に保てるようなものを選んで設置しましょう。

 

底床

水草を育てない場合は特に栄養が必要ありませんので砂や砂利など好みのものを入れるとよいでしょう。

水草を育てる場合は栄養が必要となりますので栄養系ソイル、吸着系ソイルなどを選びます。

ただしこれらは栄養を多く含む影響で苔を発生させる可能性が高いです。

 

カルキ抜き剤、水質調整剤、重金属中和剤

水道水を魚が住める水質にする為に必ず必要となります。

ネオンテトラに関わらず、熱帯魚の飼育の際には用意してください。

水質測定キットも併せて使用すると確実です。

 

熱帯魚用網

水槽内の魚を捕まえる為の網。

病気で隔離する際などに必要になりますので予め用意しておきましょう。

 

水換えポンプ

水槽の水を交換するのに必要となります。

交換の際にはバケツも用意しておくとよいです。

 

コケ取り道具

水槽内のコケ除去するのに必要です。

一般的なものでも代用できますが水槽掃除用の物も存在します。

 

 

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ネオンテトラに適切な水質、水温

ネオンテトラは淡水魚ですので淡水を用意します。

適正phは弱酸性〜中性ですので、水道水にカルキ抜き剤や重金属中和剤を入れて調整します。

水温は25℃〜28℃が適温とされていますが、一時的になら20℃くらいまで下がっても大丈夫です。

 

ただし基本的にはヒーターや冷却ファン、クーラーを用いて水温を一定に保ってやることが大切です。

水質、水温の低下は病気の原因となることもあります。

 

ブラインシュリンプのほか熱帯魚のエサとして売られているフレークタイプのものもよく食べます。

また専門店などではネオンテトラ専用のエサも販売されています。

魚自体があまり大きくなく、特に成魚になるまでは口も小さいので食べやすいようにする工夫が必要。

 

フレークタイプなどは細かく砕いてから与えると食べやすくなります。

一応赤虫も食べることはできますが大きさの関係で食べられない場合もあるので注意が必要。

 

水槽内の魚の量にもよりますが、1〜5分で群れ全体が食べ切れる量を1日に1回から2回与えます。

残ったエサやフンで水が汚れてしまいますので少し足りないと感じるくらいでちょうどいいです。

 

ネオンテトラの値段

 

熱帯魚の中でもメジャーな種類であり、だいたいどこのお店でも年間を通して安定した価格で手に入れることができます。

1匹辺りの価格は20円〜100円以下で比較的安価な種類と言えます。

群れで飼育されることが多い魚ですので1セット10匹などの単位で販売されている場合も多いです。

 

ネオンテトラの種類

ネオンテトラという種類の魚は一種のみですが、改良品種や似たような姿の近縁種が多く存在します。

こちらもネオンテトラと混泳させたりといった飼育が可能なものもいます。

ネオンテトラの改良品種は以下のようなものが挙がります。

 

アルビノネオンテトラ

ネオンテトラのアルビノの一種で目が赤いのが最大の特徴です。

体の大部分の色は白っぽい透明でブルーや赤のラインは薄く名残がある程度となります。

 

ニューゴールデンネオンテトラ

ネオンテトラのアルビノの一種です。

こちらは目が完全に赤いわけではありません。

透き通った白い身体に淡いブルーの姿が特徴的で赤いラインはありません。

 

ニューレッドゴールデンネオンテトラ

上記のニューゴールデンネオンテトラに似ていますがこちらは尻尾付近の赤みが強く残っています。

通常のネオンテトラと混泳させると色合いが引き立ちます。

 

ダイヤモンドネオンテトラ

ダイヤモンドヘッドネオンテトラとも呼ばれ頭部の輝きが強く、原種の青い部分は銀色がかっています。

尻尾付近の赤みも落ち着いた美しさで群泳させるととても綺麗。

普通のネオンテトラよりもやや高めのお値段となります。

 

ゴールデンダイヤモンドネオンテトラ

上記のダイヤモンドネオンテトラのゴールデンタイプでアルビノになりますが目は黒色です。

やや珍しい種類ですので値段も少し高めの設定となっていることが多いです。

 

ネオンテトラの近縁種は以下のようなものが挙がります。

 

カージナルテトラ

赤と青のラインが目立つ身体は一見してネオンテトラと見分けが付かないほどよく似ています。

ただしこちらの方が赤い部分の面積が広く、青いラインの部分よりも広範囲に及んでいます。

 

体自体の大きさもネオンテトラより1センチほど大きいです。

飼育方法もネオンテトラと同じくすることができます。

 

アルビノカージナルテトラ

こちらはカージナルテトラのアルビノで青みが薄く白っぽい身体をしています。

体の赤みは残っていますが、目の色の赤さは個体により違い黒っぽい目の個体もいます。

 

グリーンネオンテトラ

別名『ロングライン・ネオン』。

グリーンと付いていますが緑色というわけではなく、ネオンテトラよりも褪せた色のブルーです。

 

体長は約3センチほどでネオンテトラと同じくらいの大きさになります。

養殖は殆ど行われていないため、販売されているものは野生の稚魚を採取したものとなります。

 

 

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ネオンテトラの繁殖方法

飼育をしているうちに家庭での繁殖を夢見る人も多いでしょう。

群れで泳ぐ姿が美しいネオンテトラがお家で増えたら素敵ですね。

 

ただしネオンテトラの繁殖は一般的に初心者にはとても難しいと言われています。

業者による人工養殖も初めて成功したのは1953年頃と、比較的最近の話です。

 

その代わりグッピーのように勝手に繁殖し、増え過ぎて手に負えなくなってしまうといったトラブルは少ないようです。

ネオンテトラには繁殖期というものはなく一年を通して繁殖に望めますが、受精率がそれほど高くないとも言われています。

 

ではネオンテトラを増やすのに必要なものは?

 

親個体

まずは親となるオスとメスのネオンテトラが必要です。

若い魚の方が増えやすいと言われています。

生後4〜6ヶ月くらいで親魚となり、目安としては25ミリ程度の体長のものが良いでしょう。

 

それ以上のものは老成している可能性が高く繁殖に不向きです。

 

オスメスの見分け方ですが、オスはスマートで身体に対してヒレが大きいのが特徴。

メスは腹部がふっくらとしておりややオスより大きいのが特徴となります。

腹部の膨らみは卵を持つと更に丸みが増しますのでよく観察してみましょう。

 

各1匹ずつの用意で繁殖に挑戦できますが、魚同士の相性もありますので交代用のオスを用意しておくと安心です。

またせっかく産んだ卵が無精卵になることを防ぐためにオスを多めに入れる場合もあります。

その際にはメス1匹に対してオスを2〜3匹入れてあげると丁度よいでしょう。

 

産卵用の水槽

本水槽とは別に用意します。

本水槽でも繁殖は可能ですが卵が食べられてしまう可能性がありますので別で用意した方が安全です。

この産卵用水槽には周りに黒い紙を貼るなどして暗くしておきます。

 

ネオンテトラの稚魚は光に弱く、急に強い照明などに当てられるとショックで死んでしまうこともあるので要注意。

水深は10〜15センチと普段よりも浅めに、水質は弱酸性(ph6.5くらい)、水温は24℃〜26℃に保つようにします。

床材に大磯砂やピートモス、シュロの皮などを敷き詰めることにより産んだ卵が親魚に食われることを防ぎます。

 

また、ピートモスやシュロの皮には水質を弱酸性にする効果があります。

ネオンテトラの産卵に適した水質は弱酸性ですので積極的に使っていきましょう。

こちらはガーデニングや園芸用の物がホームセンターなどで売られていますのでそれを使用します。

 

いずれの床材を使用する場合にも必ず熱湯で消毒してから水槽の中へ入れましょう。

これはウィローモスなどの水草を敷き詰めても代用できます。

 

ペットボトル

予備の水を作っておくのに使います。

1/3ほど水換えをすることで繁殖を促す場合がありますので用意しておきましょう。

 

エアレーション

弱めに設定して水槽の中にセットします。

 

稚魚のエサ

稚魚用のエサかインフゾリアという微生物を与えます。

スポイトを使って与えてください。

または卵黄を溶かしてあげるということもできます。

 

生後1週間ほどするとブラインシュリンプを食べられるようになります。

いずれの場合も産卵のタイミングに合わせて予め用意して下さい。

 

 

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ネオンテトラの繁殖の手順

まずは親魚に低い水温を経験させます。

具合的には15〜18℃の水温で1週間ほど飼育します。

その後、3時間程度かけてゆっくりと水温を上げながら24℃くらいにします。

 

この時エサを多めに与えることで産卵を促すことができます。

急激に温度が変わると病気になってしまう恐れがありますので、必ずゆっくりと慣らしながら水温を変えていきましょう。

メスのお腹が大きくなり、背中がやや黒ずんできたら次のステップへ進みます。

 

メスの準備ができたら、産卵用水槽にオスを先に入れます。

その翌日にメスを同じ水槽内に入れます。

オスが交尾に成功していれば1〜2日で産卵します。

 

この時産卵が見られないようであればオスを他の個体と交換して再び様子を見ます。

それでも駄目であれば一度元の水槽に2匹とも戻してリセットします。

産卵に成功した場合は次のステップへ進みます。

 

産卵が確認できたら親魚を本水槽へ戻します。

産卵を終えたメスはお腹が平らになっているのでそこで見分けることができますよ。

産卵用水槽は暗く保ったままにし、だいたい12時間から1日程度で卵が孵化します。

 

産まれたばかりの稚魚はまだうまく泳げませんので、水槽の底でじっとしていることが多いですがやがて泳ぎ始めます。

生後3日くらいでエサを食べられるようになりますので稚魚用に用意したエサを与えましょう。

 

1週間もすれば泳ぐ力も付き、ブラインシュリンプを食べられるようになります。

エサを与える際、量に注意しなければ食べ残しが発生し水質が悪化してしまいます。

何回かに分けて少しずつ、食べ切れる分を与えてあげるとよいでしょう。

 

水質や水温が変化しないように注意しながら、しばらくはそのまま飼育します。

やがて6週間ほどで見た目もそれらしくなっていきます。

 

この頃になると親と同じ本水槽に移してあげてももう大丈夫です。

ぜひ親子で泳ぐ姿を楽しんでください。

 
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