要注意外来生物「ミシシッピアカミミガメ」こと通称「ミドリガメ」。

ちょっと前までは縁日の亀すくいなどでも見かけましたが、2006年の動物愛護法改正などで前ほど街で販売される姿は見かけなくなりました。

ペットショップだと1匹500円前後くらいから販売されています。

 

ペットショップで見かける小さな甲羅が5cm程度の子亀は可愛いのですし、可愛いついつい欲しくなってしまう人も多いのではないでしょうか。

今回はそんなミドリガメの飼育方法を余すところ無く丸っとご紹介します。

 

 
スポンサーリンク
 

 

ミドリガメの飼育方法

まずは、ミドリガメの飼い方をご紹介します。

亀は水槽に入れて飼います。

 

初期で必要なのは「水槽」「餌(亀用)」。

とても少ない取り揃えで買うことができます。

 

よく水に買う動物はモーターや浄水装置などが必要と思われがちですが、亀は要りません。

飼う場所は家の中、外のどちらでも良いと思います。

因みに我が家は室内で、晴れた日中は外に出しています。

 

ミドリガメ飼育の注意点

ミドリガメを飼育する際に注意しなくてはいけないことがいくつかあります。

先ずは「成長が早い生き物」だと言うことを理解すること。

「大きくなったー」と感じ水槽の大きさを変えるとその水槽相当にまた大きくなってしまいます。

 

なので、水槽が小さいんじゃないのかな???と思い大きい水槽に変えてしまうとその大きさ相当に大きくなるので、「我慢してね」!という心で飼うことが大切です。

 

また、水槽に水を張るのですが水の取り換えは夏場は基本的に毎日やることです。

冬場は2日に1回変えるのがベストです。

 

衛生面を注意するのが一番ですが、さらに甲羅を磨いてあげることに気をつけて下さい。

私はいつも歯ブラシでごしごし磨いてあげます。

 

また、亀は「餌の量」に注意するべき。

ミドリガメは夏場は食欲があり、冬場は心配になるくらい餌を食べません。

 

餌は「亀用の餌」を与えますが冬場は朝、食べ終わってるかな?と様子を見ながらあげるのが良いと思います。

毎日同じ量の餌ではなくて、亀の様子を見ながらあげます。

食べないからと言って病気ではないと思います。

 

我が家のミドリガメの水槽には岩や石を入れていません。

それが正解だそうです。

岩や石はコケが付きやすく、洗うのを忘れてしまいがち・・・そこにこびり付いたコケや汚れが溜まってしまい、病気になってしまうそうです。

 

ノロノロしているので、ついつい放っておきたくなりますが・・・亀はほっといても大丈夫なんてことありません。

よく観察をしてあげて下さい。

 

ミドリガメの飼育にかかる費用

ここで亀を飼うにはいくらかかるのか?

ミドリガメの飼育に必要な日頃のモノは「餌代」くらい。

餌もホームセンターなどで手に入る亀用の餌です。

 

大きなボトルで600~700円くらいが相場。

季節によりますが3週間に1回ほど購入しています。

 

水槽(ケージ)にかかる費用は幅90センチのもので5000円程度で調達できます。

 

また、ミドリガメを飼ううえで便利なアイテムは「氷」。

ミドリガメは日差しに弱い。

 

また暑さにすごく弱い生き物。

今日は日差しが強いかな?と感じた日には絶対に外に出さないこと、また出すときは水槽に「氷」を片手位の量で入れています。

のびてしまってからじゃ遅いですもんね・・・夏だけにかかわらず、冬も日差しが強い日には氷を入れてあげると良いと思います。

 

犬や猫と違い、鳴いたりすることがないので様子を見極めることが難しい生き物です。

水を変えるだけで飼えて、散歩の必要がない生き物ですが、長生きさせるためには敏感に気を配ることが大切。

因みに、日差し除けは桟を作ってあげたりとか屋根のあるところに水槽を置くことが良いと思います。

 

 

スポンサーリンク



 

 

ミドリガメの成長に伴う準備アイテムと餌

ここからは2匹のミドリガメを飼育した経験から成長に伴って必要となる「容器」「餌」「環境」をご紹介します。

 

ちなみに我が家はミシシッピアカミミガメを2匹飼育していますが、2匹とも亀が大繁殖してしまった川の付近で赤ちゃん亀を偶然保護したので無料。

サイズもペットショップで販売されている子たちより小さいく、甲羅も柔らかく頼りない感じでした。

 

今年6年目の先輩は甲羅のサイズが20cm以上ある立派な亀に成長しています。

今年4年目の後輩でも20cmくらいあるので見劣りしません。

 

ミシシッピアカミミガメを飼育する費用については成長過程で変わってくるので、赤ちゃん亀から順を追ってご紹介します。

亀の飼い方は人それぞれ違うので、これは我が家の適当かつ泳げる野生的な亀育成タイプの費用です。

大切に温度管理、日光浴もライト使って、水質もフィルター使ったりするタイプの飼育費用とは別物なのでご注意ください。

 

赤ちゃん亀5~15cm時代

【適当な容器】

サイズは幅30cm程度で、深さは亀が登って逃げない程度のもの。

衣装ケースや保存容器などお家に余っていればそれで。無ければ100円均一で水槽を購入してください。

我が家は余っていた30cmくらいのフタ付き水槽でした。

亀は甲羅干しするので水槽以外の容器の場合は、100円均一のワイヤーネットなどをフタにして脱走防止の重しを乗せておいてください。

ちなみにここであまり高い水槽を奮発しても、成長が早いのですぐに使えなくなります。

 

【適当な足場】

適当な石を拾ってよく洗って使うか、ホームセンターで適当なレンガを購入してください。

 

【エサ】

安くしようと思えば100円均一でも売っています。

我が家は過保護だったのでテトラのレプトミンで500円くらいですが、1ヶ月に1個くらいのペースで消費します。

 

 

 

赤ちゃん用の小粒が売っていれば良かったのですが田舎には無かったので、小さいスティックサイズのものを小粒に割って与えていました。

 

【冬越し用のヒーター】

赤ちゃん亀の冬眠は難しいので我が家では2年目までヒーターで温めて冬眠させずに冬を越してもらいます。

なのでテトラのレプトヒーター 50W 安全カバー付を2000円弱で購入しています。

 

 

 

亀用のヒーターで頑丈なカバーが付いたものですが、過熱しすぎるなどの事故も考え1シーズン使い捨てで2匹分で4つ購入しました。

 

子亀15~20cm時代

【適当な容器】

たくさん泳がしてやりたかったので段々と容器の大きさが大きくなって、最後は幅70cm位の大きな衣装ケースになりました。

 

【適当な足場】

ホームセンターで一番安い茶色いレンガを3、4個組み合わせていました。

けれど成長に応じて水深も深くしたので最終的に100円均一のキッチン用のラックと人工芝でDIYで試行錯誤の日々が続きました。

 

【エサ】

信じられないペースで食べはじめました。

2匹の亀の食の好みが違ったのでテトラのレプトミン大粒スティック1000円弱とヒカリのカメプロスの大粒900円弱を交互に購入。

大きな容器200gくらい入ってますが1ヶ月くらいで無くなってました。

 

【冬眠用品】

3年目にはもう随分大きくなったので、はじめて冬眠させることにしました。

ミドリガメの冬眠は水中。

自然のように川の流れが無いので、温度変化や凍結対策として、できるだけ大きく深い容器を用意します。

我が家はホームセンターで大きな青いフタ付きのポリバケツ45Lを2500円くらいで購入してフタに空気穴をドリルで開けて使いました。

 

成体亀20cm~時代

【適当な容器】

室内での飼育を断念。ホームセンターで一番大きな長方形の大量の大根などを洗う容器を2500円くらいで2匹分2個購入。

底に水を抜く栓が付いているので水換えもスムーズになりました。

 

【適当な足場】

100円均一の大量のワイヤーネットと人工芝でDIYも慣れっこです。大体3000円は余裕で使ってます。

 

【エサ】

甲羅サイズ23cm辺りから食べるペースが落ちてきました。

とは言え根本的に食べる量が違うので、ヒカリのおおきなカメのエサ特大粒500gを800円くらいで購入。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ヒカリ (Hikari) おおきなカメのエサ 特大粒 お徳用 1kg
価格:1122円(税込、送料別) (2018/1/21時点)

 

 

今は1ヶ月半に1袋ペースですが、大人になると成長に必要な栄養がいらなくなるようでペースダウン中です。

 

【冬眠用品】

いつも住んでる巨大容器でそのまま適当に冬を越すので特に準備していません。

 

 

買ったけどいらなかった物

砂利 亀はとにかく水を汚すので水換えの時に邪魔なだけです。亀自身が無くても気にしません。
ろ過フィルター 亀の水の汚れるペースにろ過がついていけません。
大きな外付けの何万円もするろ過装置でもメンテナンスが大変なようなので、こまめな水換えで対応してください。
浮島 亀が登って甲羅干しする亀グッズなのですが、亀の成長は早くてすぐ島が転覆するサイズになります。
我が家も大きな浮き島を買いましたが、今は亀の方が大きいです。
カルキ抜き ミドリガメなんて丈夫過ぎる生き物です。溝でも平気で生きてるので不要だと判断しました。
浮き草 おしゃれかと思って水槽に入れて仕事から帰ったら全滅。食べられていました。
コケ取りタニシ メダカを買っている方にいただいたのですが、水槽に入れた途端に捕食されていました。
同じ水槽でメダカと共存してる亀などを見ると奇跡かと思います。
おそらく金魚くらいまでのサイズならエサだと思って喜ぶ姿が目に浮かびます。

 

 

以上マッチョな泳ぐの大好きミドリガメに育てる飼育方法に必要な費用まとめでした。

月平均すると微々たる金額になると思われます。

どんな飼い方をしても、はっきり言ってお金より手間と飼育スペースが必要ですので覚悟して飼育をはじめてください。

 

 

スポンサーリンク



 

 

ミドリガメの飼い方の注意点

要注意外来生物「ミシシッピアカミミガメ」こと通称「ミドリガメ」。

日本生態学会が定めた「日本の侵略的外来種ワースト100」にも選ばれる日本国内の生態系に被害が出る可能性のある外来種です。

特定外来生物とまではなっておらず、今のところ規制の対象外ではありますが将来的にはわかりません。

 

2014年にも一度、輸入・飼育ともに何らかの制限の検討もされたこともあります。

飼育をはじめる際は最後まで責任を持って飼育する覚悟が必要です。

 

ミドリガメの寿命

ミドリガメの寿命は20年以上、大切にペットとして飼った場合は30年を超える可能性もあります。

正直、30年以上前の昭和の人間がペットのミドリガメを今のように大切に飼うことは少なかったでしょう。

実際25年程前にミドリガメを飼育しようとした際に購入した、亀の飼い方の本の内容は今思うとデタラメでした。

今のように大切に飼われるミドリガメの寿命はこれからもっと伸びるだろうと考えます。

 

仮に、「今10歳のお子さんがミドリガメを飼いたがっている」という親御さんがいたとします。

30年後にミドリガメを飼い続けているご自分たちの様子が想像できますか?

息子さんは成人し新しい家庭を築いているかもしれません。

自分たち親は年老いていてミドリガメの世話どころではないかもしれません。

 

ペットショップで見る小さな子亀のミドリガメは可愛いです。

1匹500円前後くらいから販売されていて気軽に購入も可能です。

飼いはじめるために必要な費用も安いものです。

 

水槽メーカーなどが販売する「亀の飼育入門セット」などを買ったところで2000円前後です。

飼いはじめることはとても簡単です。

ですが、最後まで飼い続けることは難しい生き物です。

 

ミドリガメの大きさ

我が家はミドリガメを2匹飼育しています。

2匹とも亀が大繁殖している川の付近で赤ちゃん亀を保護した子です。

保護した時点での甲羅のサイズは4cm前後で、ペットショップで販売されている固体より小さい状態でした。

 

6年目の先輩亀は甲羅のサイズが約23cmある立派な亀に成長しています。

4年目の後輩亀でも20cm弱あるので見劣りしません。

 

ミドリガメの成長は思っているよりも凄く早いのです。

今は小さな赤ちゃん亀も5年程もすれば20cm程度になっているでしょう。

長年大切に上手く育てられれば、最大で30cmくらいになると思っていると間違いないです。

甲羅が30cmです。そこから大きな頭と手足に尻尾が出てきます。

飼いはじめる前に大きくなった時の飼うスペースの確保もお願いします。

 

ミドリガメの飼い方

飼い方も人それぞれです。

  • 犬猫のように家の中で放し飼いする方。
  • 大きな亀に水槽で我慢してもらって飼っている方。
  • 池や飼育用の生けすを庭に作って飼ってる方。
  • アパートで大きな衣装ケースを何個も使って飼われている方。

 

私は今のところホームセンターで一番大きくて深さのあるオケ2つでベランダで放し飼いをしています。

ベランダでの飼育も大きな亀の糞を排水することが難しくなり、来春からは庭に柵を作って生けす状態での飼育にする予定です。

ミドリガメの水の汚れるペースは金魚などの比ではありませんので、できれば毎日が理想ですが週2回ペースで行っています。

水のろ過なんてできるような汚れ方ではないので、その辺りの覚悟も必要です。

私も放任主義系の飼い主なのでもっと暮らしやすい環境にしてやりたいと試行錯誤中です。

 

複数で飼うなら

ミドリガメは複数で飼うとケンカや事故でよく怪我をします。

最悪亡くなる場合もあるでしょう。

 

我が家の亀もあまりに仲が良いので、一度試験的に飼育用のオケは別々のまま活動エリアを柵で区切らず、一緒にして飼ってみたこともありました。

気がついたら1ヵ月後くらいに、尻尾の先をかじり合ってしまいました。

ケンカをするような2匹ではないので、おそらくエサと間違えてかじった可能性が高いと思います。

大した怪我ではなくて良かったものの、すぐに活動エリアをきっちり柵で区切る形に戻しました。

 

複数の亀を怪我もさせずに大切に飼いたい場合は、より大きなスペースが必要になります。

1匹だと寂しそうに見えるかもしれませんが、たぶん本人はそれほど考えてないです。

できるだけ1匹でのびのびと過ごさせてあげてください。

 

衛生面、サルモネラ菌

衛生面ですが、室内で放し飼いで添い寝までする方もおられるようですがお勧めできません。

ミドリガメはサルモネラ菌を持っています。

いくら可愛くても世話などで触った後は必ず手洗いをお願いします。

小さなお子さまのいるご家庭は特に注意が必要です。

 

ふれあいについても注意が必要です。

10cm程度の子亀ならまだ大事にはならないですが、成長した亀に噛まれると危険です。

15cmくらいまで噛ませて遊んでましたが、今はそんな気にさらさらなれません。

お子さまが目を放した隙に噛まれて大怪我をする可能性は十分考えられます。

 

顔の前に指を出されたら、エサと勘違いするのは彼らにとっては当然のことです。

頭だけでなく大きくなると手足の爪も鋭くなるので、引っ掻かれたらミミズ腫れぐらいは覚悟してください。

彼らに悪気は全く無ければ、そこまで考えているとも思えません。

 

以上のことから「ミドリガメ飼いたいって子供が言うんだけど」と私に相談した親御さんたちには飼育をあきらめてもらっています。

それどころか説得する前に、ミドリガメの飼い方を説明するだけで勝手にあきらめてくれます。

 

それでもこれから万全の準備と覚悟でミドリガメを飼いはじめる方にお願いです。

繁殖には手を出さないでください。

今から長年の家族に迎えるミドリガメだけを大切に最後まで可愛がってあげてください。

 

それでも、どうしても飼えない事情ができたのなら捨てないでください。

保健所などに相談して、きちんとした対処をするまでが飼い主の責任です。

 

 

ミドリガメかわいい瞬間ベスト5

最後に我が家のミドリガメが可愛い瞬間をベスト5でお届けします。

 

第5位:冬眠

 

先ず5位は冬場冬眠している姿。

亀は冬場は「生きているの?と聞きたくなるくらい動きません。

そして目をつぶって寝ています。

 

大きな葉っぱを入れていると、その下にうまい具合に入って寝ています。

目を瞑って寝ている姿に普段のパッチリ目をの違いを感じて、キュンキュンします。

 

第4位:餌を食べるとき

4位は餌を食べる瞬間です。

亀は食べるとき「とても大口」!!

餌のほうに走っていき、勢いよくパクっと食べる瞬間は食欲旺盛を感じます。

人間と変わらないですね。

 

第3位:暴れる瞬間

3位は飼い主が来ると反応して暴れること。

亀はのんびーりしてそうな印象がありますが、反対でよく動きます。

飼い主が来ると水槽をガンガン叩き割るくらいの勢いで「餌をくれ!」をせがみます!!

 

でも飼い主に反応しているんですよね・・・犬や猫と変わりません。

猫と犬のように吠えて反応することはありません。

しかし「飼い主が来た!!」という反応を見せるのがうれしいし、可愛いなーという瞬間です。

 

第2位:水浴び

2位は水浴びをしているとき。

この時の亀の気持ちよさそうな表情が癒しです。

 

ずっと水槽の中にいると人間と同じくストレスが溜まるんでしょう。

たまに外に出してお散歩をさせてあげること。

 

また、暑い日はホースから出る水で水浴びをさせてあげます。

その水浴びをしている姿と「気持ちいい~」と言っているような表情に癒されています。

 

第1位:歩いているとき

ミドリガメを追いかけるゼニガメ
チャンネル「mamepochi」より引用

 

1位は亀の醍醐味!のそのそ歩いているとき。

何だかんだでのんびり屋さんの亀。

もしっもしかめよかめさんよ~?と聞きたくなるのはなんででしょう。。。

 

短い脚でのそのそあるく姿、亀を飼っていて良かったなと感じます。

亀も今は忙しくてお散歩ができない人には本当にお勧めです。

 

 

以上、是非とも可愛いミドリガメとの生活をお楽しみ下さい!

 
スポンサーリンク