今回はキバラガメの飼い方をご紹介します。

カメはどんな家庭でも飼いやすく、大人しい動物なのでペットを飼おうと思っている人すべてにお勧め出来ます。

そのなかでもキバラガメはスタンダードのカメですので、初心者でも飼いやすい種類。

では、ご紹介します。

 

 
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キバラガメの飼育方法

キバラガメは、アメリカ~メキシコに生息しているヌマガメの一種で、日本でもペットとして飼育されています。

とても人に懐きやすく、スキンシップが出来るカメとしても人気があります。

そんなキバラガメを飼いたいと思っている方もいらっしゃるでしょう。

では、どのような準備が必要なのでしょうか。

 

販売価格と注意点

まず、キバラガメ自体は500~1000円ほどで購入することが出来ます。

キバラガメはアカミミガメとよく似ており、そのためアカミミガメとキバラガメを総してミドリガメとして販売されている場合もあります。

なかなか見分けがつきにくいのですが、アカミミガメは耳が赤いのに対し、キバラガメは赤いラインがなく目の後方部分に黄色い斑紋があるのが特徴です。

 

輸入されたキバラガメは安価で購入することが出来ますが、その分サルモネラ菌が多いことがありますので、出来るだけ飼育下繁殖された個体のものを購入するようにしましょう。

 

水槽

キバラガメの飼育は比較的容易です。

まずキバラガメは水棲のカメですので、水槽での飼育がベストです。

小さい内は30cmほどの小さな水槽でも飼育可能ですが、大きくなると30cmほどになりますので、成長に合わせて水槽も徐々に大きなものに変えていってあげましょう。

 

カメを飼育するにあたり、最低限必要なサイズはカメの甲羅の約3倍の大きさと言われています。

幼体の頃から余裕のあるサイズの水槽で飼育していれば、環境が変わるストレスも軽減させることが出来ます。

 

水槽は使われている素材やサイズなどによっても大きく異なりますが、ミズガメに適したタイプの水槽であれば3000~5000円で購入できます。

カメ飼育専用の水槽セットなども販売されていますので、初めての方はそういったものを選ぶと間違いないでしょう。

 

陸地も用意

基本的にキバラガメは泳ぎが上手なカメですが、やはり肺呼吸ですので呼吸をするために時々水面から出る必要があります。

また、日光浴をさせることによって体に必要なビタミンを生成するため、陸地を用意しておかなければなりません。

小さい内は水槽に吸盤で貼り付けるタイプの浮島や、水位によって上下するタイプのフローティング台で十分でしょう。

数百円~2000円程で購入できます。

 

しかし、身体が大きくなってくると吸盤タイプや水位上下タイプではカメを支えきれなくなることもあります。

その場合は、土台がしっかりしていてスロープ状になっている浮島を用意してあげて下さい。

水槽内の砂利などを傾斜させるとレイアウトもしやすくなるでしょう。

 

素材やデザインによって大きく変わりますが、価格は大体1500~5000円ほどです。

必ずカメと水槽の大きさを測った上で選んで下さい。

 

中にはアクリル板などを使って自作の陸地を作る方もいらっしゃいます。

手先に自信がある方は是非チャレンジしてみて下さいね。

 

 

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紫外線ライト

また、健康を維持するためには紫外線ライトも必要。

甲羅を作るのに必要なカルシウムを吸収するためにはビタミンを生成しなければなりません。

そのビタミン生成には紫外線が不可欠です。

 

紫外線ライトは2000~4000円ほどで購入することが出来ます。

キバラガメは低温に弱いので、出来れば陸地を温めるためのバスキングライトも用意しておくといいでしょう。

価格は紫外線ライトと同じくらいです。

 

ヒーターとろ過フィルター

水中ヒーターも用意しておきましょう。

特に幼体の時には水温が20度以下になると弱ってしまうので注意が必要です。

水中ヒーターは1000~2000円ほどで販売されています。

 

カメが火傷しないよう、カバー付きのものがおすすめです。

 

カメは魚と違って水をかなり汚しやすいので、ろ過フィルターを設置してもあまり効果が得られない場合もあります。

ろ過フィルターを設置するよりはこまめに水換えをした方が維持費も抑えられますし、カメにとってもおすすめです。

 

ガラス面だけだとレイアウトしにくい上に、カメの爪を傷めてしまうこともありますので、底には砂利を敷いてあげましょう。

カメ専用の砂利だとアンモニア吸収効果や、水質保持効果が高いものもあります。

砂利は平らにせず、傾斜状にしておくのがいいでしょう。

価格は1000円前後です。

 

水と水温

水槽に入れる水はカルキ抜きした水道水で構いません。

キバラガメがゆったり泳げる程度の水深を用意してあげましょう。

 

キバラガメを飼育するにあたり、まず気を付けなければならないのが水の管理です。

水温は25度前後がベストです。

 

特に幼体の内は低温に注意が必要です。

水温が20度以下にならないように、水中ヒーターなどを設置してあげて下さい。

野生化であれば冬眠するキバラガメですが、飼育下で冬眠すると高確率でそのまま死亡してしまいます。

 

水質管理も重要です。

水はカルキ抜きした水道水で構いませんが、こまめに水換えをするようにしましょう。

幼体期は特に甲羅が柔らかく、水質汚染によって甲羅が腐ってしまうこともありますので注意が必要です。

 

先ほど紹介したろ過フィルターを設置するのもおすすめです。

餌の食べ残しも水質汚染の原因となりますので、エサは必ず食べ切れる分だけ与えるようにし、もしも食べ残した場合はすぐに取り除くようにしましょう。

 

エサは小さい内はやや肉食気味ですので、ミルワームや茹でたササミ肉を中心に与えて下さい。

成長するにつれてだんだんと草食・雑食化していきます。

 

水棲ガメ用の人工飼料を中心に与え、時々小松菜やニンジンなどの野菜、りんごなどの果物を与えてあげるといいでしょう。

水槽内に水草を植えておくのもおすすめです。

元気が無い時はミルワームやコオロギ、赤虫や乾燥エビなどを与えるといいですよ。

 

餌の食べ残しは水質汚染に繋がります。

カメが食べ残さない量を与えるようにし、残したエサはすぐに取り除いてあげて下さい。

 

キバラガメを飼育するにあたり、初期費用は個体価格を入れても1万円以下で揃えることが出来ます。

ただし、水槽ヒーターや紫外線ライト、サーモスタットなどをつけておく必要が有るため、やや電気代が掛かります。

それ以外はエサも安価ですので、非常に飼いやすいペットと言えるでしょう。

 

 

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キバラガメにの性格

 

キバラガメは、ミシシッピアカミミガメとよく似た水棲ガメの一種で、その名の通り甲羅のお腹部分が黄色くなっているのが特徴的です。

ミシシッピアカミミガメと同じく、『ミドリガメ』の名称で販売されていることも少なくありません。

または『イエローベリータートル』という名で表記されていることもあります。

 

キバラガメはアメリカ、メキシコ出身の外来種で、異種交配によって色々な紋様のものが生まれています。

個性豊かなカメですので、コレクターの方々にも人気があります。

 

なつきやすい?

そんなキバラガメは、カミツキガメなどの外来種に比べると温厚な性格をしており、懐きやすいカメですので、初心者の方でも簡単に飼育することが出来ます。

もちろん、スキンシップをとることも可能ですよ。慣れてくれば飼い主の手から餌を食べるようになる子もいます。

動きも活発ですので、見ていて楽しいカメと言えるでしょう。

 

価格も500円ほどで売られていることも多く、初期費用もそれ程かかからないのでペットとしてもおすすめです。

 

寿命

『鶴は千年亀は万年』と言われるだけあって、寿命は25~40年と非常に長くなっています。

大切に飼い続けてあげれば生涯のペットとなってくれることでしょう。

 

キバラガメはのんびりしたカメではありますが、あくまでも外来種です。

繁殖力が強く、順応性も高いため『要注意外来生物』の一つになっています。

逃したり捨てたりすることで、日本古来の生態系を脅かすことにも繋がりますので、最後まで責任をもって飼育するように努めて下さい。

 

大きさ

キバラガメは、幼体の頃は手の平に乗るくらいの大きさしかありません。

成体になるとオスであれば15㎝前後、メスであれば25?30㎝ほどの大きさになります。

オスよりメスの方が約2倍のサイズになるのもキバラガメの特徴です。

 

飼育する場合は、少なくとも甲羅のサイズの3倍の大きさの水槽・ケースが必要になってきます。

あらかじめ大きめのもので飼育していれば環境の変化を減らすことが出来ますので、ストレス軽減にも繋がります。

キバラガメは元々落ち着いた川や湖周辺に生息しており、静かな場所を好む生き物。

 

飼育環境も出来るだけ静かで落ち着いた環境を用意してあげて下さい。

日光浴を好むため、休むための陸地は必ず用意しておきましょう。

 

病気や感染症

感染症や水カビなどにも注意が必要です。

これらは水質管理を徹底することである程度予防することが出来ますが、万が一症状があらわれた場合はイソジンで消毒してあげて下さい。

 

水槽内も徹底的に掃除してあげましょう。

それでも症状が改善されない場合は、すぐに専門医に診てもらって下さい。

 

ストレスが原因で体調を崩すこともあります。

特に幼体の頃はストレスを感じやすいので、飼い始めてすぐに過度なスキンシップをとることは控えましょう。

 

キバラガメの中にも当然気性の荒い個体がいます。

攻撃的な子もいますので、飼い始め時は注意するようにして下さい。

 

キバラガメは輸入されて店舗に並ぶことも少なくありません。

中には劣悪な環境の中で繁殖・飼育されており、サルモネラ菌などが付着していることもあります。

キバラガメを購入する際は、出来るだけ国内での飼育下繁殖された個体を選ぶようにしましょう。

あまりにも安価で販売されているものは要注意です。

 

また、国内飼育されたものでもサルモネラ菌が付着しやすいカメですので、水換えをしたり、スキンシップをとった後は必ず石鹸でしっかり手洗いをするように心がけて下さい。

水換えをする時は、台所や洗面所といった人間が水を口にする可能性がある所に水を流さないようにするのもポイントです。

基本的に決して飼育が難しいカメではありませんので、是非、大切に育ててあげて下さいね。

 


 

以上がキバラガメの飼育方法。

カメは基本的にどんな家でも飼育する事が出来ますし、大人しく鳴き声もないのでおすすめ。

ミドリガメとして購入したカメが、実はキバラガメだった・・・と言うこともありますので、もう一度よくカメを確認してみて下さいね。^^

 
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