ペットといえば哺乳類や爬虫類だと考えている人も多いでしょうが、昆虫もペットとして飼うことが出来ます。

哺乳類などのように懐いたり、コミュニケーションを取ったりすることは出来ないものの、珍しい生態の観察や繁殖の楽しみなどは哺乳類などと同等か、それ以上に楽しむことが出来ます。

今回はペットとしておすすめな昆虫の人気種をいくつか紹介します。

 

 
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ペットとして飼える!おすすめな昆虫

ヤマトカブトムシ

 

まず初めに紹介するのは「ヤマトカブトムシ」。

「ヤマトカブトムシ」と聞くと想像がつかないかもしれませんが、一般的に想像するカブトムシのことです。

 

昆虫飼育の王道であり、多くの人が一度は飼育したことがあるのではないでしょうか。

それほど知名度のある昆虫。

 

「ヤマトカブトムシ」がおすすめの理由の一つに飼育難易度の低さがあげられます。

大きめのプラケースと腐葉土、昆虫ゼリー、枕木などがあれば飼育できますので、とてもお手軽です。

 

もちろん最大限魅力を堪能するのであれば、大きい飼育ケージにカブトムシが上り下りできるほどの枕木を入れてあげる必要があるものの、初期費用はほとんどかかりません。

雄と雌を入れれば繁殖も楽しめますし、寿命も一夏だけと短いためお手軽に楽しむことが出来ます。

 

また「ヤマトカブトムシ」は外来種ではないですし、日本全国に生息していますので、一度飼育を始めて繁殖し、飼いきれなくなったとしても、適切な場所に開放してあげることが出来ます。

本来「ヤマトカブトムシ」が生息している環境であれば逃がすということが出来ますので飼育がお手軽に始められるのです。

 

2000円から5000円もあれば十分な設備が整えられますし、カブトムシ自体は自分で捕まえることも出来れば、ペットショップで購入することも出来ます。

簡単に入手できるのもおすすめポイントです。

 

ヘラクレスオオカブト

 

次に紹介するのは「ヘラクレスオオカブト」。

誰もが知っている世界最大のカブトムシであり、巨大な角とオリーブ色の羽が魅力的です。

 

「ヤマトカブトムシ」より大きいため、飼育ケージこそ大きいものを用意する必要がありますが、基本的な飼育設備は「ヤマトカブトムシ」と変わりません。

5000円もあれば飼育用品は一式そろえることが出来ます。

 

「ヘラクレスオオカブト」といえば高級なイメージがあるでしょうが、今は日本国内でブリーダーによる繁殖も増えているため、安定的に供給されています。

そのため価格も落ち着いており、成虫で15000円ほど。

幼虫ですとペアでも5000円以下で購入できることも珍しくありません。

 

昆虫の中では高価な方ではありますが、ペットという括りで考えると非常に安価です。

ただし当然ですが、「ヘラクレスオオカブト」は日本には住んでいない外来種ですので、飼育するのが難しくなったとしても屋外に放ってはいけません。

飼育を始める場合は最後まで責任を持って飼育するようにしましょう。

 

オオクワガタ


次に紹介するのは「オオクワガタ」。

日本に生息するクワガタムシの中では最も大きな種であり、黒光りする体が魅力的な昆虫です。

 

日本に存在する昆虫で人気の二種といえば「ヤマトカブトムシ」と「オオクワガタ」で間違いないでしょう。

それほど人気のあるクワガタムシになります。

 

「オオクワガタ」は「ヤマトカブトムシ」と同じように日本に存在するため捕獲できると思っている人も多いですが、現在は生息域の減少や乱獲によって絶滅危惧種に指定されており、捕獲して飼育するということは出来ません。

そのため飼育する場合はペットショップなどで購入する必要があります。

 

「オオクワガタ」は人気の昆虫ということもあり、飼育者数が多く、繁殖をさせている人も多いため、比較的安価で購入することが出来ます。

幼虫ですと一匹1000円、成虫でもペア5000円程度で購入することが出来ます。

絶滅危惧種とは思えないほど安価。

 

また「オオクワガタ」は飼育下での繁殖を行うことが出来、適切な環境と雌雄の成虫を用意してあげれば繁殖をさせることが出来ます。

そもそも「オオクワガタ」は寿命が3年ほどある昆虫ですので、繁殖させなくても長期間にわたって飼育を楽しむことが出来ます。

 

保温をしなければ冬場は冬眠を行い、また夏になると活動を始めるので、毎年飼育を楽しめるという特徴があります。

「オオクワガタ」の飼育設備も「ヤマトカブトムシ」とほとんど変わらないため、同じように5000円以下で揃えることが出来ます。

繁殖させる場合は繁殖用の木材を入れてあげる必要がありますので、その場合のみ注意してください。

 

 

ここで紹介したのは王道の「カブトムシ」「クワガタムシ」。

昆虫を飼育すると言えばこの種類と考えている人も多かったのではないでしょうか。

 

どの種類も魅力的であり、飼育難易度もそれほど高くないので一度飼ってみてください。

面白い生態を見せてくれることでしょう。

飼育環境がほとんど共通しており、寿命も長くはないので、一度設備を整えると数年に一度別の昆虫を飼育することが出来るのも、「カブトムシ」「クワガタムシ」の魅力です。

 

続いて「カブトムシ」「クワガタムシ」以外の種類をご紹介します。

 

 

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ここまで「カブトムシ」「クワガタムシ」といった王道の昆虫を紹介しました。

ペットとしての魅力を備えており、間違いなく昆虫類のペットとしては人気トップクラスです。

ここからは、その続きとして「カブトムシ」「クワガタムシ」以外のペットとしておすすめな寒中の人気種を紹介します。

 

スズムシ

 

今回最初に紹介する昆虫は「スズムシ」。

秋になると綺麗な鳴き声を聞かせてくれる風情のある昆虫になります。

 

「スズムシ」の飼育環境はとてもお手軽で、100均で買えるようなプラケースと砂さえあれば飼育可能です。

初期費用は1000円もしません。

とても安価で始められるのが「スズムシ」飼育の魅力。

 

また「スズムシ」は秋しか生きませんので、飼いきれないという事態が発生しません。

3ヶ月もすれば全ての個体が死んでしまうからです。

 

そもそも「スズムシ」は日本にも生息しており、都会から田舎まで幅広い地域に生息しています。

河原などで捕獲し、しばらく楽しんだ後、元いた河原に解放するなどすることが出来、お手軽に楽しむことが出来ます。

 

ただ、ペットとして「スズムシ」飼育を楽しむのであれば、やはり卵から飼育するのが良いでしょう。

卵はペットショップなどで購入することが出来、プラケースと飼育用の砂を用意し、セットすれば後は秋を待つだけです。

定期的に霧吹きで地面を濡らしてあげる必要はありますが、そうやってお世話しているうちに「スズムシ」が土の中から出てきて、綺麗な鳴き声を聞かせてくれます。

 

「スズムシ」は卵ですと30個程度入っていて500円前後で購入することが出来ます。

成虫ですと5ペア(10匹)で1000円ぐらいでしょうか。

実際にペットショップで購入する場合は1匹単位でも買うことができるため、もっと安価で入手することが出来ます。

 

しかしどうせ飼育するのであればペアで飼育し、繁殖も楽しむと良いでしょう。

 

 

ハナカマキリ

 

次に紹介する昆虫は「ハナカマキリ」。

「ハナカマキリ」は白いボディで花に擬態するので有名な外国のカマキリです。

 

大変美しく、魅力的な外見なため人気があります。

寿命は長くて一年と短いものの、その短い時間の間に「ハナカマキリ」の生態を十分堪能することが出来ます。

 

また「ハナカマキリ」はコツがいるものの繁殖を行うことが出来るため、上手く飼育すれば数年にわたって飼育を楽しむことが出来ます。

「ハナカマキリ」の飼育環境は少し厄介で、冬場の飼育にはヒーターが必要など環境を整える必要があります。

 

「ハナカマキリ」は飛翔能力があるため、飼育ケースの蓋はしっかりと閉まるものにする必要がありますし、ペア飼育の場合雌雄のサイズ差が大きいため、狭い飼育ケースでは雄が捕食されてしまう場合もあります。

そもそも飼育ケースが大きくても捕食される可能性があるので、少しでも確立を下げるためにケージサイズを大きめにすると良いでしょう。

 

また「ハナカマキリ」は肉食ですので、餌として昆虫を与える必要があります。

小型のコオロギなどペットショップで爬虫類の餌として販売されていますので、それらを与えると良いです。

 

「ハナカマキリ」の飼育環境を整えようと思うと、最低でも3000円、できれば5000円程度はみておきたいところ。

「ハナカマキリ」はさすがに普通のペットショップには売っていないことが多いですが、昆虫専門店や大型のペットショップに行けば売っていることもあります。

 

価格は一匹3000円から5000円。

雌の方が派手なため人気があり、雄は人気がありません。

そのためペア売りされている場合がほとんどであり、当然その分初期費用が上がってしまいます。

 

ペアでしか販売されていない場合は繁殖も狙って楽しむと良いでしょう。

 

ナナホシテントウムシ

 

次に紹介する昆虫は「ナナホシテントウムシ」。

誰もが知っている一般的な昆虫でありながら、飼育の手軽さ、見た目の愛らしさなどから人気があります。

 

またガーデニングを行う人であれば、植物につくアブラムシを捕食してくれるため、益虫として大変魅力的な昆虫です。

ガーデニングをする人で、昆虫を飼育したいと考えているのであれば「ナナホシテントウムシ」を超える昆虫はいないでしょう。

 

「ナナホシテントウムシ」の飼育にはプラケースさえあれば十分。

もちろん環境を整えてあげるために土や草を入れてあげるのは良いですが、最低プラケースがあれば飼育できます。

 

餌はアブラムシですので、自分で捕まえてくる必要がありますが、ガーデニングを行う人であれば庭やベランダから回収できますし、逃げられる覚悟で「ナナホシテントウムシ」をその場に解放すればたっぷり捕食してくれます。

初期費用が500円以下、生体は自分で捕獲することになるため無料ともなればかなりお手頃な昆虫と言えるのではないでしょうか。

 


 

以上がペットとしておすすめな昆虫の人気種。

「カブトムシ」「クワガタムシ」の王道から、その黄道を外した種類まで、個性豊かで様々な生態を有する昆虫を飼育してみるのも良いのではないでしょうか。

 
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