近年、ペットとしての需要が高まってるモルモット。

意外と大きいサイズに成長しますので、しっかりと飼い方を理解してから一緒に生活して下さい。

今回は0から10までモルモットの全てをご説明します。

 

 
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モルモットの値段は?

「モルモット」と一言で言っても

  • 毛の長さ
  • 生後

などの条件によって個体差は大きくなります。

 

ただ、その個体差があると言っても値段の相場は約5000円

5000円を大きく超える値段で販売されている場合は、珍しいカラーや種類であり、

5000円を大きく下回る値段で販売されている場合は、病気などの悪条件を抱えている事が考えられます。

 

さて、ではペットショップでモルモットを迎え入れた後、どのようにモルモットを飼っていけば良いのか・・・。

それがこちら。



モルモットの飼い方|用意するもの

モルモットを飼うためには、とりあえずは以下のものがあればいいかと思います。

  1. ケージ
  2. ペットシーツ
  3. 給水ボトル
  4. エサ
  5. エサ入れ
  6. 巣箱
  7. 運動スペース

 

②と④は継続的に購入・準備しなくてはならないものですが、他は飼い始める時に買い揃える物になります。

①から順に詳しく説明していきます。

 

 

ケージとペットシーツ

まず①のケージと②のペットシーツです。

モルモットのサイズはティッシュの箱より1回り大きいくらいです。

ハムスターと比べると数倍も大きくなりますので、ケージはウサギ用のものを購入します。

 

ケージは6,000円くらいのものからあるので、モルモットを飼うお部屋の広さのなどを考えたサイズを購入するといいでしょう。

 

ペットシーツは犬用を使うといいです。

毎日取り換えるようになると思うので、安いもので、ケージなど敷く場所に合ったサイズを選びます。

小型犬用で700円くらいで、使い方にもよりますが2ヶ月半くらいもつと思います。

 

ケージにも色々種類があって、サイズ以外にも床の仕様の違いがあります。

床に何もないもの、床に金網が敷いてあるもの、スノコを敷くもの、材質がプラスチックのものなどがあります。

 

床に何もない場合はチモシー(乾燥牧草)やチップを敷きます。

ペットシーツをかじらないモルさんであれば、ペットシーツを直接敷材にしてしまってもいいかもしれません。

チモシーはエサでもあるので、エサ入れを別に入れる必要はなくなりますが、掃除のたびに捨ててしまうので経済的ではありません。

 

また、排せつ物もそのまま混ざってしまうので衛生的とも言えません。

金網やスノコなどを使えない小さいうちだけ、チモシーやチップを床材とした方がいいでしょう。

チップも食べてしまっても大丈夫なものか確認をして使用してください。

 

金網の場合、排せつ物が下へ落ちやすく水洗いもできるので衛生的です。

ただし成長してからは大丈夫ですが、小さいうちは足が金網に引っかかってケガをしたりする心配があります。

足が金網に引っかかるうちは金網を外して、チモシーを敷材とすることをお勧めします。

1~2ヶ月もすれば足が引っ掛からない程度まで成長してしまいますので。

 

スノコを敷く場合は隙間の幅に注意が必要。

やはり足が引っ掛かってしまわないよう気を付けなくてはなりません。

足が引っ掛からない幅だと、排せつ物が下に落ちないのでやはり衛生的ではないと思われます。

材質がプラスチックになってもそれぞれ同じです。

 

モルモットは排せつ物がとても多い動物なので、ケージの掃除は毎日する方が良いでしょう。

そのため敷材にチモシーを使用しているとあっという間になくなってしまいます。

経済的に考えると金網の下にペットシーツを敷いて金網を置くのが良いと思います。

 

ペットシーツも金網の外に出てしまうとかじってしまうモルモットもいるので気を付けましょう。

 

 

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給水ボトル

③の給水ボトルは、成長したモルモットにはウサギ用の少し大きめのものが良いでしょう。

ただし、ボトルが大きいと飲み口も大きくなるので、小さいうちはハムスター用の給水ボトルを使用した方がいいかもしれません。

 

モルモットは結構水を飲みます。

特に夏場はたくさん飲むので足りなくならない大きさの給水ボトルで、毎日新しくきれいな水に交換してあげます。

給水ボトルは1,000円前後で購入できます。

 

④のモルモットのエサは、チモシー(乾燥した牧草)、ペレット(ドッグフードのような硬い固形のエサ)、生野菜などです。

そのうち、チモシーとペレットを入れる④エサ入れをそれぞれ1つずつ用意する必要があります。

 

草食動物は基本的に1日中食べているので、チモシーは欠かさないようにしなくてはなりません。

 

ペレットは様子をみながら食べきれるだけ与えるといいと思います。

 

 

うちのモルさんは夜中にペレットを食べているようで、朝になると残りわずかというくらいまで減っていることがよくあります。

朝の掃除の後と飼い主が寝る前にペレットをエサ入れに入れてやるようにしています。

生野菜などはエサ入れに入れておくと傷んでしまうので、常にエサ入れに入れておくのではなく、おやつを与えるように与えた方がいいでしょう。

 

チモシーもペレットも色々な種類があります。

チモシーはパッケージに、どんなモルモットにあうものか書かれているので、モルさんの年齢や健康状態にあわせて選ぶといいでしょう。

値段は1,000円前後で売っていますが、内容量が色々なので結構高くなるものもあります。

 

健康なモルさんであれば、他のエサと組み合わせることで安いチモシーでも十分だと思います。

標準的なものは1,000円弱で1匹なら3~4週間は持つと思います。

 

ペレットは、ペレットだけのものもあれば、乾燥野菜や穀類などを混ぜたもの、高栄養のものなど色々あり、1,000円くらいから5,000円くらいまでピンキリであります。

これはモルさんの好みで選んだ方がいいと思います。

ペレット以外のものはほとんど食べずに残すのであればペレットのみのものでもいいと思います。

 

チモシーと同様、生野菜やおやつなどを別に与えればその分は補えますから。

 

エサ入れも色々なデザインがあるので、飼い主さんの好みとケージの大きさで選んでください。くれぐれもケージに入りきらなかったなんてことにならないように。

価格は1,000円くらいからあります。

 

巣箱

ケージの中にはモルさんの居場所を作ってあげた方がいいと思います。

そのために⑥巣箱を入れてあげます。

 

巣箱は市販のものであれば木製のものやチモシーを編んで作ったものなどがあります。

もっと簡易的なものでも構わないですし、手作りするのもいいかもしれません。

 

とりあえずモルさんが「入る」所があればいいんです。

 

または「もぐったり」。

そうすることでまったりと落ち着ける場所ができますから。

 

冬はそこにフリースのようなものを入れてあげれば寒さ対策もできますし、夏は何も入れなかったり、ひんやりマットなどを入れてやると暑さ対策もできます。

巣箱(ハウス)は1,200円くらいからありますが、かわいいからと言ってハムスター用を買ってしまうと頭しかはらないので気を付けてくださいね。

入口のサイズを考えて買ってください。

 

運動スペース

最後に⑥運動スペース。

モルモットはハムスターのように回し車で走ったりしないので、ケージの外へ出して散歩=運動をさせてあげなくてはなりません。

家の中を自由に放してあげられるといいですが、物をかじったり、その辺で排泄をしたりすることもあるので、それが嫌なら囲いを作るなどして運動スペースを確保してあげる必要があります。

 

ウサギ用のペットサークルなら広さにより3,000円くらいから購入することができますが、100円ショップで購入できるものでもペットサークルを作ることができます。

キッチン収納に使うワイヤーネットを結束バンドでつなげるだけでできてしまいます。

サークルの広さもワイヤーネットのサイズ、使う枚数次第で変えられます。

床にマットなどを敷いてやれば爪が立たなくて滑ることも防げますし、排泄しても洗濯をすることができます。

 

うちでは使わずにあったフリースの毛布を敷いています。

サークルの中で放し飼いなら、コードなどをかじられる心配もありませんね。

 

 

①から⑦を最初にそろえると、約13,000~15,000円くらいでしょうか。継続的にかかるものは月1500円程度だと思います。

他にも飼い主さんの好みで色々カスタマイズしたり、暑さ・寒さ対策、おやつなどにもお金がかかるかもしれませんが、余裕があれば楽しいモルモット生活のために、ペットショップで色々見てみるのもいいと思いますよ。

 

続いては暑さ・寒さ対策です。

 

 

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モルモットの飼い方|注意点

モルモットを飼育する際の注意点・気をつける点は3つあります。

その3つとは温度管理、病気、かみ癖です。

まずは温度管理についてご説明します。

 

 

温度管理

飼育環境の温度ですが、モルモットは高温多湿に弱い生き物。

また、寒さにも強くありません。

モルモットの飼育に適した温度は18~24℃と言われています。

 

でも今時の住宅であれば少しの工夫で元気に過ごすことができます。

 

まずは暑さ対策。

ペットショップへ行くと暑さ対策の色々なグッズが置いてあります。

例えばアルミや大理石などでできたひんやりマットや、保冷剤を入れるケース、ケージに取り付けることができるペット用扇風機など。

 

これらで体温が上がってしまうのを防いであげましょう。

ペット用扇風機は、ケージの周りの空気を循環させます。

これは電源がUSBケーブルだったり電池だったりするので、ケージを置く場所や状況に応じて選んだ方がいいですね。

 

また普通の扇風機を、部屋の風通しを良くし、空気を循環させて部屋にこもった熱気を外に出すために使うのもいいでしょう。

 

モルモットは汗をかかないので、暑いときは排尿で体温調節をします。

そのため、夏はたくさんの水を飲むようになります。

特に夏は、きれいな水を不足することなく用意してあげなくてはなりません。

 

ケージの置く場所を工夫したり冷却グッズを使っても、適した温度に保てないときはエアコンなどで部屋の温度を下げてあげましょう。

ただし、エアコンを使用するときは直接モルモットに風が当たらないように気を付けなくてはなりません。

また、エアコンの設定温度とケージ周りの温度に差ができることがあるので、ケージの近くに温度計を置いていつでもチェックできるようにしておくといいでしょう。

 

次に寒さ対策。

寒さ対策のグッズも色々あります。

ボードタイプのヒーター、電球式のヒーター、遠赤外線ヒーターなど。

 

一番使いやすいのはボードタイプのヒーターでしょう。

ケージの中において使うものですが、寒ければボードに乗って温まり、暑ければボードから降りることができるので、モルモットが自分で調整できるメリットがあります。

また、表と裏で暖かさを選べるなど便利なものもあるので、飼い方に合うものを探してみてください。

 

デメリットはコードがケージの中に入ってしまうので、かじられてしまうことがあるということです。

コードは金属でカバーされているものもありますが、時々確認し注意しましょう。

 

電球式のヒーターはケージの外にフックをかけて使用します。

これを使用する場合、温度調節機能がないものであれば適温を保つため、サーモスタットを一緒に使用した方がいいでしょう。

コードはケージの外に出ますし、スチールでカバーされているので安心です。

 

似たようなものでセラミックヒーターがあり、これもまたサーモスタットを併用するといいでしょう。

 

また、ヒーターばかりではなく、床とケージの間に発泡スチロールのパネルを敷いたり、ケージを囲ってやったり、毛布などをケージにかけてやったり、巣箱の中にフリースやマイクロファイバー素材のタオルを入れてやったりするのも、寒さ対策になりますよ。

発泡スチロールやタオルなどは100円ショップでも手軽に買えます。

 

 

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病気

次はモルモットがかかりやすい病気について。

 

モルモットがかかりやすい病気に「尿石症」というものがあります。

「尿管結石」といえば分かりやすいですね。

 

ただし結石ができる場所は尿管だけでなく尿道、膀胱、腎臓にもできることがあります。

モルモットの尿は白く濁っていて、もともとカルシウムの含量が多い特徴があるので、カルシウム過多になると結石ができやすくなるのです。

 

尿石症は3歳を過ぎるとかかりやすくなります。

分かりやすい症状として血尿がありますが、特に痛がったりしない場合が多いようです。

血尿が出たら病院で診てもらうことをお勧めします。

もし排尿、排便の時に痛がって声を出すようなときは、できるだけ早く診てもらった方がいいでしょう

 

尿石症ではない場合もありますが、血尿が出ているということはどこかで出血をしていることは確かですから。

尿を少量でも持参(尿がしみ込んだペットシーツでOK)すれば検査をしてくれ、悪い菌が出れば抗生物質を処方してくれます。

抗生物質を小さいかけらで処方された場合は、モルさんの好きな食べ物に埋め込んで食べさせると、薬ごとうまい具合に食べてくれますよ。

 

それから、出血している血管を強くするためにビタミンを多く摂らせましょう。

モルモットは自身の体内でビタミンCを作ることができないので、ビタミンCを取れるエサを与えてあげなくてはなりません。

与えるものには、モルモット用のペレットや野菜、果物など色々なものがありますが、他にも水に溶かして与えるビタミン剤(錠剤と液体とがあります)もあります。

 

ただし、水をしっかり飲んでくれる時でないと効果は望めませんが・・・。

 

また、カルシウムを尿として排泄させなくてはならないので、排尿の回数が減ったり、極端に水を飲まなくなったときも病院で診てもらった方がいいでしょう。

点滴をして排尿を促してもらうだけでも良くなってきます。

 

噛み癖

病気以外にも気を付けなくてはならないことがあります。

モルモットの歯は一生伸び続けること。

咀嚼(そしゃく)をして歯をすり減らさなければ伸び続け、命に係わる大変なことになってしまいます。

 

切歯(前歯)も臼歯(奥歯)も硬いものを食べてすり減らし、健康な歯を維持しなくてはなりません。

硬いものと言っても硬いペレットよりも、チモシーなどの繊維質のものの方がたくさん咀嚼して食べるので、歯にはいいようです。

 

もし切歯が伸び過ぎているなと感じた時は、ぜひ病院で処置をしてもらってください。

同様に、爪も伸びていれば切ってあげなくてはならないのですが、自宅でうまく切る自信がないときも、病院へ連れて行けば500円くらいでカットしてくれるでしょう。

 

ここまではモルモットに共通することでしたが、ここからはモルさん個体毎に違ってくることです。

まずは抱っこですが・・・

インターネットでモルモットを検索すると、飼い主さんに抱っこされてリラックスしたモルさんや、お風呂に入っているモルさんが多く出てきますが、何年経っても飼い主さんの思うとおりに抱っこをさせてくれないモルさんもいるので、安心してください。

 

自分から気が向かないと膝の上に乗ってくれない、撫でようとすると逃げる・・・だからと言って飼い主さんい慣れていない、信頼関係ができていないということではありません。

ただそのモルさんが抱っこされるのが好きじゃないだけ、今は気が向かないだけ、ということもありますので。

 

噛みつくということも同様で、触られることが好きではないモルさんはよく噛もうとするかもしれませんが、噛んでも甘噛みだったりとか、2歳くらいになったら噛まなくなったりとか、モルさんによって様々です。

もし強くかむ場合でも、犬や猫を叱るようにモルさんを叱ってはいけません。

モルさんにとっては怖いだけでしかありませんから。

 

それこそ、飼い主さんとの信頼関係が無くなってしまいます。

噛むことには理由があるので、なぜ噛んでしまうのか考えてあげましょう。

 

モルモットは鳴き声でコミュニケーションをとる動物です。

モルさんの声をよく聞いてみてください。

 

よく噛む子でもクイックイッとかまって欲しくて甘えた声を出したり、リラックスして、歩くたびにキュッキュッキュッキュッと声が出ていたりしていませんか?

ペロペロ舐めてくることはありませんか?

それはモルさんの愛情表現です。

 

そんな様子があれば抱っこができなくたって、モルさんが飼い主さんになついている証拠。

動物園にいるモルモットと違ってペットとして飼われているモルモットは、知らない人、慣れていない人がいるとケージから出てこなかったり、出てきても緊張しているのが分かりますから。

 

きちんとお世話をしてあげていれば、たとえ抱っこができなくても何かしらの愛情表現をしてくれているはずです。

それを見逃さず、あなたのモルさんに合ったお付き合いの仕方をすればいいのではないでしょうか?

愛情をもって接すれば、必ず愛情をもって返してくれるはずですよ。

 
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