ミドリガメは基本的に疾患や怪我をしない頑丈なペットですが、気を抜くと悪質な環境で飼育をしてしまうことになり、それが病気や怪我に繋がる恐れがあります。

そのため、どうすればミドリガメに負担が無く飼育できるのかをしっかりと知識として身につける必要があります。

今回はスグでも飼育環境を改善出来るポイントを押さえてお伝えしますのでしっかりと熟読して理解に勤めて下さい。

 

 
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ミドリガメが病気や体調不良になったら・・・

ミドリガメは各地の川で大繁殖しているくらいですので、大変に丈夫な生き物。

きちんとした飼育環境を用意してやれば勝手に大きく育っていきます。

水質の保持、水槽内の安全な環境、適切な日光浴、栄養価の高いそれなりのメーカーの餌を与えることだけ守っていれば、基本的に動物病院への受診が必要になるケースは滅多にありません。

 

もちろん何でも相談できる掛かり付けの病院があるのが一番良いのですが、爬虫類まで診てくれる病院が少ないのも現状です。

不慮の事故での大怪我、冬眠の失敗、生殖器の疾患など特別な症状以外は、飼育環境の改善で症状が徐々に治まることがほとんど。

ミドリガメの調子が悪くなった場合は、慌てずに現在の飼育環境にどこか問題がないか確認することが大切です。

 

 

水質環境を整えて水カビ、中耳炎対策

ミドリガメの飼育において、水槽内の水質の保持は手間がかかる世話の1つ。

暖かい季節にはすぐに藻が発生したり、匂いも出てたりとミドリガメの世話イコール水換えと言っても過言ではありません。

水槽内の水は泳ぐだけでなく、ミドリガメにとっては大切な飲み水です。

できるだけ清潔な状態を保つ必要があります。

 

水質に問題があると細菌感染による皮膚や甲羅の疾患がよく見られます。

皮膚に白いモヤモヤした物が付いてしまう水カビや甲羅の変形、時には中耳炎になってしまうこともあります。

ミドリガメに外耳道はなく、本来の名前アカミミガメの由来にもなった赤い模様の下にある円形の部分が鼓膜になります。

鼓膜がむき出しの状態ですので、鼓膜の内側に炎症が出ると中耳炎と診断されます。

 

 

ミドリガメの目の疾患として有名なハーダー氏腺炎の原因は、ビタミンAの不足と言われていますが、不潔な水質環境も症状悪化の原因となります。

その他にも体力低下や風邪、肺炎、口内炎などの症状でミドリガメを苦しませることになりかねません。

ミドリカメの体調管理をする上で水換えをして清潔な水質を保つことは重要な役割を担っています。

 

 

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水槽環境をチェック

水質の他に水槽内の環境も注意すべき点の一つにあげられます。

100円均一のグッズを使って足場やスロープなどの見た目やレイアウトを楽しむこともありますが、その前に重要なのがミドリガメにとっての住みやすさです。

大き目の水槽でゆったりと、甲羅干しのできる足場と暑さをしのげる日陰を作ります。

 

大き目の水槽で飼育することで運動不足の解消、肥満予防が可能。

赤ちゃんのカメはまだ泳ぎが下手で溺れる場合もあるので注意が必要ですが、段々と水深を深くして泳ぐことを覚えさせると立派な体格のカメに育ちます。

ミドリガメの飼育では水深を浅くする場合もありますが、運動量や冬眠時の水温調節にも水深を深くすることで対応できます。

 

 

甲羅干しでクル病や寄生虫対策

日なたと日陰のバランスも重要。

ミドリガメは甲羅干しをすることで体温調節するだけでなく、寄生虫や細菌、藻の繁殖を予防し、甲羅の成長に必要なビタミンDを補っています。

 

ミドリガメの疾患で有名な甲羅が柔らかくなってしまう「クル病」は光不足が主な原因と言われています。

自然光での甲羅干しができない場合は、紫外線ライトでの照射の準備をしてやりましょう。

 

日陰で熱中症対策

甲羅干しのイメージだけで日陰を作らずにいると、日差しが強すぎても逃げ場がなく熱中症になってしまいます。

泡を吹いていたり、動きが鈍いなどの症状があれば熱中症の疑いがあります。

涼しい場所に移動させ冷たすぎない水をかけてゆっくりと体温を下げてやります。

 

そうならないためにも、普段からすだれ等で適度な日陰も作っておくことが重要。

環境さえ整えればミドリガメが勝手に甲羅干ししたり、日陰で涼んだり、水浴びしたりします。

ミドリガメが自由に体温調節できる環境作りを心がけると良いです。

 

 

ミドリガメが怪我しないための対策

思っている以上にミドリガメは運動能力が高く、フェンスなども高いところまで爪を引っ掛けて上っていきます。

遊んでいて地面に落下することも多いので、用心のため人工芝などをクッション材として敷いておくなどの安全対策が必要。

室外で飼育する場合はカラスやヘビなどの外敵対策のネットの設置も考えます。

 

多頭飼育の場合はミドリガメ同士のケンカや仲間の尻尾を餌と間違えてかじることなども有りがちな事故。

あまりに怪我が多い場合は分けて飼育するようにします。

 

ミドリガメのちょっとした怪我は放っておけばそのうち治っています。

甲羅に傷がついたり小さく欠けたり、尻尾や指の先がちぎれたり、爪が折れて無くなったりする程度なら、清潔な水で飼育して細菌への感染予防をしていれば自然治癒力で何とかなることが多いです。

気になれば消毒などをしてやります。

 

もちろん小さな怪我でも動物病院で診察してもらうのが一番安心ではあります。

甲羅が割れるほどの大怪我になると命に危険がありますのですぐに動物病院の受診をお勧めします。

 

生後1年以内の赤ちゃんのミドリガメはまだ体が弱く死亡するケースも多いので注意が必要ですが、大きくなればなるほど丈夫で頑丈に成長します。

あまり神経質にならず、時には川で逞しく大量発生するミドリガメの様子を思い浮かべながら、気楽に飼育するくらいが丁度良いのかもしれません。

 
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