ミドリガメの性別の見分け方。

性別なんてどうでも良いと思う人もいるかもしれませんが・・・性別を知ることでより愛着が湧いたり、生態を詳しく知る事が出来るため、病気にも対策が可能なんです。

そのため、ペットとして飼われるのであれば性別をしっかりと把握して下さい。

今回は性別の見分け方となりやすい病気についてご紹介します。

 

 
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ミドリガメを飼いはじめる時に気になるのが性別。

名前をつけるときに「この子は男の子?女の子?」と悩むこともありますし、多頭飼育の場合は子亀が増えないようにと性別を知りたいときもあるでしょう。

 

しかし、ミドリガメの性別は孵化してもすぐにはわかりません。

甲羅の長さが10cm程度まで成長しないと性別による目に見える特徴が現れず判別がつかないのです。

 

なのでメスでピエールちゃんや、オスでカトリーヌ君などになっても仕方ないのですが・・・

気になる方はオスでもメスでも大丈夫な名前をつけておくと後悔することは少ないかもしれません。

多頭飼育の方もミドリガメの産卵は4~5歳、甲羅の長さが20cm以上に成長した頃から可能となりますので小さな頃はオスとメスを一緒に飼育していても安心です。

 

甲羅の長さが10cm以下の赤ちゃんでも見分けがつかないだけで性別は決まっています。

しかし、驚くべきことにミドリガメは産卵されたての卵の頃までさかのぼると性別が決まっていません。

 

爬虫類に見られる温度性決定、温度依存性決定というもので、産卵後から孵化するまでの環境の温度に依存して性別が決まります。

28度以下ならオス、30度以上ならメスとして産まれます。

 

何故このようなシステムになっているのかは不明ですが、温暖化の影響からかウミガメもメスが産まれることが圧倒的に多くなってしまい問題となっています。

それでも中にはスッポンのように産卵の時点で性別が決まっているカメもいるので、このあたりは生命の神秘というものなのかもしれません。

 

 

ミドリガメの性別を見極める3つのポイント

少し脱線しましたが、ミドリガメのオスとメスの見た目での見分け方は主に3種類あります。

 

肛門の位置

 

まず、判別しやすいのが尻尾の大きさと長さ、尻尾にある肛門の位置。

オスは生殖器が尻尾の中にあるので尻尾が太く長くなっており、肛門も甲羅から少し離れた位置にあります。

メスは尻尾も短く小ぶりで、肛門も甲羅のすぐ近くにあります。

 

オスとメスを並べてみないと違いがわかりにくいかもしれませんが、オスの肛門の位置は不自然に離れているので他の判断方法よりはわかりやすいと思います。

あとは何かのはずみで性器が飛び出している時があるので、その様子を発見できたら確実ですね。

 

 

爪の長さ

 

次に判別しやすいのが爪の長さ。

オスは前足の爪がとても長く伸びます。

 

これは交尾の際にメスの甲羅をしっかりとつかめるようにするためです。

1匹だけで見るとわかりにくい特徴ではありますが、オスとメスを並べて比較するとわかりやすい違いです。

1匹だけで飼育している場合は写真などの資料を探してみると簡単に理解できます。

 

 

体格の大きさ

最後の特徴は個体差があるので確実な判別方法とまではいきませんが、体格の大きさ。

一般的にメスの方が産卵のため、体内で卵をつくる分だけ大きな体に育ちます。

 

30cmを超える大きなミドリガメのほとんどがメスだと言われています。

ただ体格の良いオスの個体もいるので、特に成長途中の固体の性別を体格だけで判断するのは難しいかもしれません。

 

 

尻尾の大きさと長さ、肛門の位置で判断するのがわかりやすく確実な方法です。

確認しようとするとサッと尻尾を甲羅にしまってしまうので、甲羅干し中などにこっそり確認すればカメにもストレスを与えずに確認できます。

 

 

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ミドリガメの性別と病気

どんな動物を飼いはじめてもオスとメスそれぞれに特有の疾患があるものです。

そういった疾患の多くが生殖器に関するものになってきます。

 

ミドリガメのオスに多い疾患には陰茎脱があります。

尻尾から性器が飛び出した状態になってしまう疾患で見た目にもわかりやすく、飼い主もすぐに気付ける疾患。

これは栄養不足や水質環境に問題がある場合に発症しやすく、最悪の場合は切除する手術を受けることになります。

 

メスのミドリガメに多いのが卵が詰まってしまうというものです。

メスだけで飼育していても無性卵を産卵することがあるので、メスの飼育では産卵可能な体格に育ったら注意が必要。

食欲不振や、元気がないなどいつもと違う様子があれば産卵の準備をしている可能性があります。

 

カルシウムやビタミンが不足してしまいがちなので、栄養バランスの取れるよう餌やりに気をつけましょう。

水中に産卵して卵を食べたり、潰したりしていることも多いのですが、ミドリガメは本来地面を掘って地中に産卵するものなので、場合によっては産卵しやすい環境作りも必要かもしれません。

卵詰まりも自然に産卵できない場合は、手術が必要なこともある危険な症状です。

気付いたら動物病院で診察を受けることをお勧めします。

 

自分の飼育するミドリガメの性別を知り、より深く生態を理解することで疾患への対策をとることもでき、繁殖の防止にも繋がります。

ミドリガメを安全に飼育する上で、性別は重要な情報になります。

 

まだ自分のカメの性別がわからない方は、是非一度よく尻尾を観察してみてください。

何となく男の子かな?と思って育てていた子が実は女の子だったということもあり得ますよ。

 

長い付き合いになるミドリガメですので正しい性別を確認して、仲良く暮らしていけたら良いですね。

 
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