今回は、世界最大のうさぎフレミッシュジャイアントのお話です。
ペットとして人気のうさぎの仲間にとても大きなサイズのうさぎがいます。
通常のうさぎの5倍ほどの大きさと言われていて、体重は育て方によっては10㎏は軽く超えると言われています。
中でも世界最大の子は25㎏!!
ギネス認定されています。
世界で最大の子は大きなテディーベアのぬいぐるみほど大きいです。
ヨーロッパが原産国で、元々は食用うさぎとして品種改良されたためこのような大きなうさぎになったと言われています。
ペットとして買うようになってからはとても存在感のある大きなうさぎでテレビでも取り上げられているほどマニアの間では大人気です。
目次
フレミッシュジャイアントの大きさ
【フレミッシュジャイアント】
世界最大のウサギ。
通常のウサギの5倍は
軽く越える大きさで
10kg以上になる子も。
温厚な性格の子が多いそうです。 pic.twitter.com/ibhkyEC1Ek— 世界のウサギ図鑑 (@sekai_usarabi) 2018年5月22日
体長は40㎝〜70㎝が基本サイズ。
大きいこともなると70㎝〜100㎝ほどにもなります。
基本的に、片手で抱っこは難しい大きさで、成長すると柴犬と同等のサイズになります。
飼育のしやすさ、抱っこのしやすさという概念は切り離して考えて方が良いでしょう。
海外では130㎝にもなる子がいます。
これは人間でいうと小学一年生サイズ。
130㎝のうさぎはギネスブックに認定されています。
フレミッシュジャイアントの体重
一般的には7㎏〜10㎏。
海外の大きな子は20㎏以上ある子も存在します。
個体差があるので、どの子がそこまで大きくなるかはわからないのですが、もしかすると飼われたうさぎがとても大きくなることもあり得ます。
体質的に太りやすいこともあり、餌を大量に与えるとそれだけ大きく成長します。
成長期までに餌の量を調節してあげることである程度大きさは小さめに保てるのですが、餌をあげればあげるほど大きく成長してしまうので、小さめサイズが良い方は餌の量を調節してあげてください。
フレミッシュジャイアントの寿命
他のうさぎと変わらず平均5年〜10年の子が多く見られます。
一般的に10年以上長生きすると言われていますが、フレミッシュジャイアントの場合は決して寿命が長いとは言えません。
大体平均の5年〜10年以内が大多数です。
フレミッシュジャイアントの販売値段
価格は8万円〜10万円ほど。
価格も他のうさぎに比べて高値になっていますが、その他にかかる諸費用もかなりの金額になります。
フレミッシュジャイアントは比較的に入手困難で、あまり出会えませんが、うさぎ専門店などに問い合わせるともしかしたら取り寄せてもらえるかもしれません。
メスはオスよりも割高になっていて、10万円を超える子もいます。
限られたスペースで飼育することが困難なためもあって、メスにはなかなか出会うことができません。
専門的に扱っているショップで聞いてみるといいかもしれませんね。
フレミッシュジャイアントの飼育にかかる費用
ここからは世界最大級のうさぎフレミッシュジャイアントを飼育する際の必要な費用のまとめ。
フレミッシュジャイアントはギネスブックにも認定されるほど大きなうさぎです。
ヨーロッパが原産国で、元々は食用うさぎとして品種改良されたうさぎです。
フレミッシュジャイアントの大きさは世界最大級!!
大きすぎて片手では抱っこできないほどの子もいます。
大きなテディベアのぬいぐるみよりも大きいサイズの子もいて、小学1年生よりも大きいです。
子供が抱っこすると大好きなぬいぐるみを抱っこしているようにしか見えないほど。
大人が抱っこするのも苦戦するぐらい本当に大きくなるうさぎです。
大体、通常のうさぎより2〜3倍と言われていますが、ギネスブックに認定される子は最大体長130㎝以上の子も存在します。
身体が大きい分、もちろんかかる費用も通常よりも倍以上。
そのかかる諸費用のお話をご紹介します。
フレミッシュジャイアント:8万円〜10万円
どこででも買えるわけではなくて、専門店で入手するのが一般的ですが、その専門店でさえも取り扱っていない場合が多く、なかなか出会えないのが現実です。
さらに、メスはもっと出会える確率が低く、出会えても10万円以上するなど少し手が届きにくいうさぎになっています。
ケージ:15000円〜30000円
通常サイズのケージでは大きさ的に無理があるので、最初から大きくなることを考えて大型犬用のケージを購入することをお勧めします。
ですが、天井が空いているタイプだと脱走される可能性が大なので、天井があるタイプのものを選ぶ方が良いでしょう。
何度もケージを変えてしまうとうさぎにストレスがかかり、病気になりやすくなるので、最初からずっと使う覚悟で大きいサイズを選んであげてください。
牧草マット:1500円〜3000円
大きいサイズのケージにああせて購入するので、複数購入する場合があります。
何もないままツルツルの床や、金網で過ごさせると足にかなりの負担がかかり、ソアホックになりやすく、そうなるとなかなか治らないので注意が必要です。
最初からタオルやマット類を敷いてあげると良いでしょう。
給水器:500円〜1500円
こちらも、水をガブガブ飲むので大型犬用サイズのものをお勧めします。
ですが、赤ちゃんの時や小さい時は通常サイズのものでも大丈夫です。
しっかりとお水が飲めるようにしてあげてください。
食器:1000円〜3000円
軽い食器だとひっくり返される可能性があるので、少し重めの陶器の食器がお勧めです。
かなりの量を食べ始めることを考えて大きめサイズの購入をお勧めします。
かじり木:500円〜1000円
うさぎは一生歯が伸び続けるので、磨耗させるためにかじり木が必須アイテムになっています。
硬いものを噛み続けて歯を磨耗しないと、歯が不正咬合になり食事が取れなくなってしまいます。
うさぎは1日食事が取れないだけでお腹にガスが溜まりやすくなりうっ帯になる可能性が高く、最悪の場合死に至る場合がありますので本当に注意が必要です。
フレミッシュジャイアント飼育の継続費用
ペレット:3000円〜5000円
成長期の頃ですが、通常のうさぎより2〜3倍の量を食べると言われています。
あげればあげるほど成長して大きくなるので、飼い主によって量の調節が必要になりますが、それでもかなりの量を食べるので多くて5000円程みておくと良いでしょう。
オススメのペレットはバニーセレクションです。
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うさぎはデリケートな生き物なので、急に違う餌に変えると食べなくなる可能性があります。
初回購入時のみ、ペットショップで食べさせていたものを買い、その後少しずつ食べさせたい餌とミックスさせていき、最終的に食べさせたい餌だけにするといった工夫が必要です。
野菜:1000円〜3000円
新鮮なお野菜も必要になってきます。
食べるものにもよりますが、かなりの量を食べるので、野菜の費用だけでも3000円見ておくと良いでしょう
牧草:1500円〜3000円
個体差にもよりますが、うさぎは本来草食動物で牧草をたくさん食べなければいけません。
牧草を食べることによって繊維質を体内に取り入れ、うんちを出やすくしています。
牧草は常に食べ放題にする方が良いので、かなりの費用を覚悟しておかなければいけません。
おやつ:1000円〜
食べさせる種類にもよりますが、基本的にドライフルーツをよく好んで食べます。
ですが、中にはうさぎのことを考えずにお砂糖をしようしている会社もありますので、必ず裏面に記載の情報をよく読んでから購入してあげてください。
お砂糖を使用していると体に悪いばかりか、うっ帯になる危険性もありますので要注意です。
フレミッシュジャイアントはものすごく金額がかかりますが、その分とても大きな愛を与えてくれるうさぎだと思います。
ぬいぐるみのように大きなうさぎを抱っこできるのはこの種類しかないので、とても楽しい生活が待っていると思います。
フレミッシュジャイアント初期費用、諸費用まとめ
餌(ペレット) | 5000円〜7000円/月 | 通常のうさぎの2〜3倍食べます。 牧草、おやつ、野菜も全て一般的な子に比べて3倍ほどかかるので、食費が毎月覚悟しておかなければいけません。 |
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牧草 | 3000円〜5000円/月 | 基本的にチモシーの1番狩りが良いです。 |
おやつ | 2000円/月 | ドライフルーツ、ナッツ、毛球症ケアのサクサがおススメですが、あげすぎは体調不良の原因となるので控えめにあげてください。 |
野菜 | 2000円〜3000円/月 | キャベツ、パセリ、りんご、バナナなどあげても良い野菜と果物が決まっているので、注意が必要です。 |
ケージ | 15000円〜30000円/1回〜 | 大きくなるたびに交換する可能性大。 ストレスが溜まらないように、同じケージを使えるよう最初から大きいサイズを購入してください。 |
給水器 | 1000円〜2000円/1回 | うさぎでも飲むことができるのか確認が必要です。 |
牧草マット、マット類 | 2000円〜4000円 /数回 | 体の大きさに合わせて購入が必要です。 大きいサイズなので足に負担がかかりやすくソワホックになりやすので、必ず柔らかいものを敷いてあげてください。 |
食器 | 2000円〜 /1回〜 | 陶器の食器がオススメです。 |
フレミッシュジャイアント飼育まとめ
基本的に一般的なうさぎよりかなりの金額がかかることが考えられます。
食費、ケージのサイズアップなどさまざまな物が大型犬用のサイズになります。
特に、食費がかかるようで2〜3倍かかることは覚悟しておくと良いでしょう。
その他にも遊ぶための一定の広さのスペース確保も重要となってきます。
身体が大きいので、マンションなどの集合住宅での飼育は難しいと考えられます。
大きなお庭があるお家や、大きな遊び場が確保できるお家での飼育が基本となります。
運動不足にならないために、広いスペースで運動をさせてあげないといけませんが、身体が大きいため足にかかる負担もかなり大きいので注意が必要です。
飼い主が意図的に運動をさせてあげないといけないので最初から念頭に置いておきましょう。
ケージも、最初から大きいサイズの犬用を用意する方が良いでしょう。
大きくなってから買い換えるということはあまりお勧めできません。
うさぎは自分の匂いをケージにこすりつけ、安心して暮らせるようになるため、大きくなるたびに買い換えていては経済的にも良くないですし、うさぎにもストレスがかかってしまいます。
なので、最初から大きくなることを考えて大きめサイズのケージを用意してあげてください。