ペットとしての人気が拡大中のモルモット。

しかし、あまりよく知らない人はハムスターの大きいバージョン・・・みたいなイメージしか湧かないかと思います。

そのため、今回はモルモットの生態について、鳴き声や性格を軸にお伝えしていきます。

 

 
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モルモットの性格

モルモットは穏やかでおとなしく、臆病な動物です。

草食動物で原種は被捕食動物、つまり捕まえられて食べられてしまう側であるため、とても警戒心が強い動物と言えるでしょう。

 

あまり驚かせたり怯えさせるようなことはしないように気を付けなくてはなりません。

驚いたときには素早く物陰に移動して隠れてしまいますが、その時の足の速さは想像以上!

逃げ足は速いようですね。

 

その反面、好奇心が強く人にもなつくので、呼びかけにも反応するようにもなりますし、鳴き声でコミュニケーションをとる動物ですので、色々な鳴き方で感情を表現してくれます。

幾通りもの鳴き方をするので、よく聞いてみてください。

 

 

モルモットの鳴き声

モルモットは鳴き声でコミュニケーションをとる動物です。

とても感情表現も豊かなので、鳴き方で今モルモットがどんな気持ちなのか、飼っているうちにだいたい分かるようになってきます。

 

モルモットの鳴き方には、大きく分けると次の3パターンに分けられます。

  • 機嫌が良い、うれしい 時の鳴き方
  • 何かを要求している 時の鳴き方
  • 警戒している、おびえている、機嫌が悪い 時の鳴き方

 

機嫌が良いとき

まずは機嫌が良い時やうれしい時の鳴き声。

機嫌が良いと、1歩1歩歩くたびにキュッキュッキュッキュッと、子どもが音のなる靴を履いて歩いているように声が漏れ出てきます。

小さな声でつぶやくような鳴き声で、まるで鼻歌を歌っているような鳴き声です。

 

そんな声が聞こえてくると、こちらまで楽しくなってきますね。

また、リラックスして体を撫でてもらっている時は、クゥクゥクゥクゥやキューキューキューといった鳴き声で、とても気持ちよさそうに鳴きます。

 

要求があるとき

次に何かを要求している時の鳴き声です。

一番特徴的なのが、エサなどをおねだりするときに出す大きく甲高い声で、キュイーキュイーキューと鳴く警報機のような鳴き声。

エサの袋などの音が聞こえたり、冷蔵庫の扉の開閉の音が聞こえると落ち着きがなくなり、こんな鳴き方をします。

 

まるで「どうしてもエサが欲しいの!」と訴えられているようです。

また、飼い主さんが恋しくてこんな鳴き方をすることもあるようなので、こんな時はとりあえず近くに寄って行ってあげてください。

 

もし、かまって欲しい時や撫でて欲しい時ならクイックイックイックイッとか、プイップイップイップイッと鳴くでしょう。

また、鳴くだけではなく、ペロペロと犬のように手などを舐めることもあります。

こんな時は抱っこをしたり、撫でてあげたり、遊んであげたりしましょう。

 

ペロペロ舐めるのは、撫でてもらったお礼の意味や、「もっと撫でて~」という意味があります。

とにかく大好きな飼い主さんだからこそ、舐めるのでしょうね。

 

機嫌が悪いとき

そして警戒している、おびえている、機嫌が悪い時など、あまり良くない感情の時の鳴き方です。

一番おびえている鳴き方はキーキーキーと、何か一大事が起きてるような鳴き声。

獣医さんを受診する時などに聞くかもしれませんね。

掴まれてレントゲンを撮られる時や、嫌いなお薬を飲まされる時とか・・・?

 

他にも歯をカツカツカツカツと小刻みに鳴らしたり、低い声で猫がのどを鳴らすようにグルグルグルグルと鳴いたり、同じく低い声でクックックックッと鳴く時はあまり機嫌がよくない時や、威嚇をしている時が多いようです。

おやつが足りないとか、遊び足りないとか何か不満があるのかもしれません。

 

こんな時は何に警戒しているのか、おびえているのか、不満に思っているのか原因を見つけて、取り除いてあげることが大切です。

臆病で警戒心の強いモルモットにとっては、とてもストレスを感じているのかもしれませんから。

 

何かに警戒している時やおびえている時は、名前を呼んであげると安心して落ち着くこともあるので、声をかけてあげてください。

のどを鳴らすようなグルグルという鳴き方は良くないときだけではなく、うれしい時にもグルグルと鳴くことがあります。

同じような鳴き方でも、微妙な違いはあるのでしょうね。

 

鳴き方だけではなくモルモットの様子や鳴き声のトーンなどをよく観察していれば、どんな感情で鳴いているのか分かるようになってくるものです。

ただし、鳴き方にも個性があって、その子その子によっても違ってきます。

よく観察をして、飼い主さんだからこそ分かるその子の感情を読み取ってあげましょう。

 

もし、いつもと鳴き方が違うなと思ったときは体調を崩す前兆だったり、すでに崩していたりすることがあるかもしれません。

健康チェックの意味でも、鳴き方・鳴き声にはいつも注意をしていてあげましょう。

 

モルモットの鳴き声はうるさくない?

では鳴き声はどのくらいの大きさで、隣近所に迷惑にはならないのでしょうか?

モルモットの声は、犬はもとより猫の声ほどの大きさはありませんし、鳴いても犬や猫のように鳴きっぱなしといったことはありません。

警報機のようなキュイーキュイーキュイーも、警戒してのキーキーキーも続いても数十秒。

 

他の鳴き声もモルモットに近いところにしか聞こえない程度だと思います。

個体差もあるので一概にすべてのモルモットがうるさくないとは言い切れませんが、たいていのモルモットは、隣近所に迷惑をかけるほどのうるささはないと思われます。

 

もしかすると、壁が薄いアパートなどではお隣に聞こえることもあるかもしれませんが、声の大きさだけではなく、鳴く頻度を考えても問題はない程度だと思いますよ。

でももし飼い主さんが気になるようなら、モルモットが起きている時は窓を開けないとか、カーテンを閉めておくなどすれば、その程度でも大丈夫だとは思いますが。

動物なので表情は変わりませんが、色々な鳴き方をするモルモットは、表情以上の感情表現をしてくれる生き物です。

たくさんスキンシップをとって、モルモットの気持ちを理解できる飼い主さんを目指してください。

 

 

モルモットはなつく飼いやすいペット

モルモットがペットとして好まれる理由は「人になつく動物」から。

ただし、どこまでなつくかは個体差がありますが・・・。

 

なつけば抱っこをして撫でられたり、膝の上でおなかを上にして眠ってしまったり、気持ちよさそうにお風呂に入ったり、かまって欲しくって絡んできたりする仔もいます。

インターネットで動画を検索すると、そんな動画をたくさん見ることができますよね。

 

飼い主の暇に付き合ってくれるモルモット

 

でも、そうではない仔もいます。

例えば、名前を呼ぶと寄ってくる、手からエサを食べる、これくらいならほとんどのモルモットはできるようになるでしょう。

 

でも膝に乗るかどうかといえば、エサで誘わなければ膝に乗ってこない仔もいるかもしれません。

抱っこされることが好きではない仔は、当然、抱っこは苦手でしょう。

だからと言ってなついていないわけではないので、その仔に合ったスキンシップの取り方ができればいいのではないでしょうか。

 

では、なつかせるにはどのようにしたら良いのでしょう。

 

まず、家にお迎えした日はとても警戒し、緊張しているでしょうから、できるだけかまわないようにしてあげましょう。

大きな音を立てたり、ケージに触れたり、驚かせることをしてはいけません。

 

2~3日はただ様子を見るだけにして、エサをあげる時もそっと、驚かさないように気を付けてあげるようにしてください。

でも時々、驚かさないようにケージを覗いて顔を覚えてもらいましょう。

 

1週間くらい経っていて、人間の存在にも慣れてきて、ケージの中を動き回るようになってきたら、名前を呼びながらケージの隙間からエサを手に持って与えてみてください。

名前を呼びながらエサを与えていれば、名前も覚え、飼い主さんのことも安全な人として覚えてもらえるでしょう。

 

エサを手から難なく食べるようになったら、スキンシップを取る練習を始めていきましょう。

モルモットは夜行性なので、時間帯は夕方以降にします。

 

まずは手のひらを低い位置に広げて乗ってくるのを待ってください。

手のひらに乗ってしばらく落ち着いているようなら、指でやさしくおなかの辺りを撫でてみましょう。

 

中にはおなかを撫でられることが好きではない仔もいますので、嫌がらないようなら少しの時間から慣らしていくようにしてください。

最初は5分くらいからがいいと思います。

 

もし嫌がるようなら無理に慣れさせようとするのはやめましょう。

モルモットにとってストレスになり、逆効果です。

その仔にとって、ストレスとならないスキンシップの取り方を探してみると良いですね。

 

抱っこをして撫でられるようになるまでに数ヶ月はかかるでしょうし、先に書いた通り、抱っこや撫でられることがあまり好きではない仔は、そこまでできるようにならないかもしれません。

たとえ抱っこができなくても愛情をもって接していれば、必ず信頼関係は生まれるはずです。

 

その仔が受け入れてくれる方法でスキンシップを図るようにしましょう。

触れあうことを重ねることで、モルモットと飼い主さんの距離は少しずつ縮まっていくはずです。

 

 

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モルモットの噛み癖には要注意

なつきやすいモルモットですが・・・「噛み癖」にはご注意下さい。

モルモットはネズミと同じげっ歯類で、前歯上下に2本ずつのみ形をした門歯を持っています。

 

臼歯(奥歯)を含めモルモットの歯は一生伸び続けるため、常に咀嚼(そしゃく)によりすり減らさなければ命に係わることになりかねません。

そのため、モルモットはよく噛み、よくかじります。

 

「噛み癖」というのは「噛みつく」「かじる」こと全てを指すわけではありません。

 

「噛みつく」は主に幼少期にあり、ただし甘噛みのようであまり痛くはないのがほとんどでしょう。

幼いうちは警戒心から噛むことがあるので、できるだけ噛まなくてもいいような環境を飼い主さんの方が作ってあげてください。

 

「かじる」は部屋を散歩させている時に電化製品のコードなどをかじったり、ケージの柵をかじったりすることを指します。

たいがいは好奇心でかじったり、歯を使うために必要な行動であり、げっ歯類にとって「かじる」ことは大切な必要行動の一つなのです。

かじられて困るもの、危険なものは飼い主さんが片付けたり注意をしてあげてください。

 

では「噛み癖」とはどういうことかというと、大人になってからも血が出るほど噛みつくことがある、今まで噛まなかったのに噛みつくようになったなどの様子が見られるようなときは、ストレスを感じていると考えられ、これが「噛み癖」になります。

 

こんな時はかじり木を与えてみたり、広い場所で遊ばせてみたりすると、気分転換になってそういうことがなくなるかもしれません。

または何か病気を抱えている場合もあり、病院で診てもらうことが必要なときもあるのでよく観察してみましょう。

 

また、ケージの柵や巣箱などを「むやみにかじる」ことを言い、不満やストレスの表れだと言われています。

エサが足りない、違うものが食べたい、もっと遊びたい、など色々な原因が考えられるようです。

ストレスが何かをよく観察し、取り除いてあげればこの「噛み癖」はなくなり、通常必要な「かじる」行動だけになるはず。

 

つまり「噛み癖」とは、必要行動以外にストレスや病気を原因として「噛みつく」「かじる」ことを言います。

原因が無くなれば「噛み癖」もなくなるのです。

 

 

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モルモットの飼育に必要なモノ

 

モルモットを飼うために参考にしていただければと思います。

まず家にお迎えする前に飼える環境を用意できるか確認しましょう。

 

モルモットは暖かい国が原産なので、寒いのは苦手だと言われます。

ペットショップで購入した時には、冬でも室温は18度以上にしてくださいと言われました。

寒さが厳しい冬は、実際には最低14~15度まで下がってしまいますが、その分、寝床を暖かくしてあげれば大丈夫のようです。

 

逆に、夏は暑すぎてもバテてしまうので何かしらの対策は必要です。

暖かくするにも涼しくするにもアイテムがあるので、それは後でご紹介します。

 

まとめると、モルモットをお迎えするために主に必要な環境は、広さと温度管理です。

 

ケージ

ケージはウサギ用のケージを購入します。

モルモットはたくさんうんちやおしっこをするので、底に敷く網が付いているケージを購入した方が良いでしょう。

 

小さいうちは足が網に取られケガをしやすいので、ある程度の大きさに成長するまでは網は外し、えさとなるチモシー(乾燥牧草)を敷いてやった方がいいです。

チモシーをずっと敷材にしていると費用が大変なので、網が敷けるようになったらチモシーは餌としてのみ与えます。

餌のチモシーを入るための餌入れが必要になります。

 

チモシーだけでは栄養が十分ではないのでモルモットフードと言われるペレットも与えた方がいいので、餌入れはペレット用も欲しいですね。

 

給水ボトル

次に水ボトル。

意外に水を飲むので、成長したモルモットには大きめのものが必要になると思います。

それから、ケージは囲いであってお家・ハウスではないので、ケージの中に入る大きさで、モルモットが中で毛づくろいができる程度のサイズのハウスを入れてあげましょう。

 

 

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まだ小さいモルモットをお迎えするときは、先ほども書いたようにケージの底の網は外し、チモシーを敷材にしてあげます。

ケージにも色々なデザインがありますが、中には小さいモルモットでは飛び越えられず、ケージの中と外を自力で出入りできないものもあるので、何か補助になるものを準備してあげるといいですね。う

 

ちは100均で板材等を飼ってきてスロープを作ってあげました。

ただし、スロープが必要だったのは1ヶ月程で、すぐに大きくなり、スロープがなくてもひょいと飛び越えられるようになってしまいましたが。

 

冬はハウスの中にモコモコのタオルを何枚か入れてあげています。

チモシーを敷いてもいいのですが食べてしまって減ってしまうのが難点です。

冬はタオルの中に丸くなれるようにしてあげれば、そこは動物なので案外暖かくいられるようです。

 

他にもケージの下に発泡スチロールを敷いてあげるとか、毛布でケージごと囲ってしまうとか、防寒の方法も色々あります。うちはここでも100均で買い揃えた物を使って防寒対策をしています。

ケージを囲むサイズにワイヤーラックをつなげて、周りに発泡スチロール板を張り付けて囲い、ケージに毛布を掛けて発泡スチロール板で蓋をしています。

自分で工作しました。ちょっと重いですが・・・。

 

ただし、ケージから出た時にかじってしまわないよう気を付けてあげてください。

 

夏はハウスの中は空っぽです。

直に寝そべった方が涼しいようなので。

 

ヒーター

冬は小動物用ヒーターがあるといいですね。

ケージの上部に取り付けるものや置くものがあり、2000円~4000円前後のものが多いでしょう。

置くタイプのヒーターは布類を上に置けないので、ハウスにタオル等を入れるならハウスの外に置いた方がいいようです。

 

また、ヒーターの上で温まっていたり、暑くなったら他の場所に移動したりペット自身が選べるようにしてやらなくてはなりません。

 

ひんたりマット

夏はひんやりマットがあるといいでしょう。

これは1000円~2000円前後で買うことができます。

アルミ製のマットで、暑いときはマットの上で涼みます。

 

ケージの底の網の下にペットシーツを敷くと掃除が少しは楽になるでしょう。

敷くペットシーツは犬用のもので、サイズは使いやすいものを選んで1000円弱。

ペットシーツを敷く場合、モルモットはネズミなので色々なものをかじります。

ペットシーツも端が網の上にはみ出しているとかじって食べてしまうので、はみ出さないよう気を付けましょう。

 

飼育環境についてはコチラの記事で詳しく紹介しています。

是非ご覧下さい。

 
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