現在、一匹のメスのハムスターを飼っています。ハムスター飼育にに関する費用や、飼い方のコツ、餌やりなどを伝えていきたいと思います。
目次
ジャンガリアンハムスターの種類
ジャンガリアンハムスターの色別の種類について、それぞれの値段や特徴について述べていきたいと思います。
室内で飼えるペットとして、安定した人気を保っているハムスター。ハムスターの種類は複数に渡しますが、その中でもジャンガリアンハムスターは初心者や子どもでも飼いやすいと、現在人気が上昇中。
そのジャンガリアンハムスターの中でも、見た目が様々でカラーバリエーションも豊富。
その色別について、順番にまとめていきたいと思います。
パールホワイト
まずパールホワイトのジャンガリアンハムスターについて。
ちなみに我が家のハムスターも、パールホワイトのジャンガリアンハムスター。
赤ちゃんの頃は毛並みが美しく白く、ほかのハムスターに比べて白いハムスターはハッと目をひく存在です。
私はパールホワイトジャンガリアンを見た瞬間、名前の通りパールのような白さが輝いているように見えて、一目惚れで購入しました。
手のひらに乗せると、パールに輝く体のふわっとした毛布のような温かさがあります。
心地よい温もりが手のひらに伝わってきます。
40グラムほどのかよわそうは小さな体ですが、パールに輝くように見えるハムスターから手のひらに伝わる温もりに、小さな命の鼓動を感じます。
守ってあげたくなるようなかわいさがあります。
見た目は全体的に白っぽいのですが、個体にもよりますが部分的に茶色も入っています。
成長と共にグレーに変化していき、白い印象よりもグレーに近い白に変化していきました。
この変化は本能的に身を守る防御機能が働いていると言われています。
サファイアブルー
次にサファイアブルーのジャンガリアンハムスターについて。
見た目は少し青いようなグレーのような印象です。
個体によっては、茶色に近いしものもあります。
色の濃さもバラつきがあるので、同じサファイアブルーハムスターの中でも見た目の印象は違ってくると思います。
サファイヤブルーという、宝石のようなネーミングに惹かれる方もいるのではないでしょうか。
猫で例えると、ロシアンブルーのような毛並みの色に似ているかもしれません。
ロシアンブルーも猫の中では気品があり、ほかの猫とは別格のような雰囲気もあります。
ペットショップでロシアンブルーを見かけた時、誇り高い猫のイメージがありました。
まさにサファイアブルーハムスターも、ハムスター界の中では貴族のような高貴な存在に君臨しているかもしれません。
見た目の気品さや、目を惹く色合いではなくとも、全体的に落ち着いて見える上品な毛並みの色合いが魅力的。
サファイヤブルーハムスターは他の種類と比べて個体数が少なく、店によっては展示されていない可能性もあります。
プディングハムスター
最後にプディングハムスターのジャンガリアンハムスターについて。
見た目はまさにカスタードプリンのような黄色い美味しそうな色合いをしています。
ネーミングもまさにプリンを想像します。
全体的に黄色っぽく、ひよこの色を薄くしたような可愛らしい色合い。
私はペットショップで、色のうすい黄色で可愛らしいプディングハムスターが、ちょこちょこ動く姿を見ると、ひよこに似てる印象を受けました。
ハムスターにしてはイメージの色と違うといった印象がありました。
目は黒色なので、黄色い体で黒い瞳が目立ってクリクリしていて、こちらをじっと見て観察しているようでした。
サファイヤブルーよりも個体数が少なく、取り扱いしている店舗も限られているかもしれません。
品種改良された珍しいハムスターです。
ジャンガリアンハムスターの値段
次に、上記の三種のハムスターの値段について述べていきます。
まず、パールホワイトハムスターですが、ジャンガリアンハムスターの中では比較的に個体数も安定しています。
1000円~2500円くらいが主流。
値段の面からも、購入しやすい値段だと思います。
次にサファイヤブルーハムスターですが、パールホワイトハムスターよりも少し高め。
1000円~3000円くらいが主流。
パールホワイトハムスターよりも個体が少ないため、高くなっています。
大型店ならば、全種類取り扱っているかもしれません。
最後にプディングハムスターですが、一番個体数が少ないとのことで、プラス500円程高めです。
見かけたらラッキーかもしれません。
三種類のハムスターですが、値段が安いと何かしら理由があります。
うちの近所のペットショップでは、成長したハムスターが赤ちゃんのハムスターよりも安値で売られていました。
寿命が短い動物なので、赤ちゃんのほうが高めの値段設定になっています。
パールホワイトハムスター、サファイアブルーハムスター、プディングハムスターに共通する大きな特徴として、ジャンガリアンハムスターはほかの種類のハムスターよりも一段と小柄で体が小さい分、太りやすい種類。
ジャンガリアンハムスターは特に太りやすい遺伝子を持っていると言われているんです。
体が小さいので、餌の食べ過ぎは小さな内臓に負担をかけてしまいます。
1日の餌の量の調節や、運動不足にも注意する必要があります。
また、ゲージの中には、運動するための回転ぐるまを設置することをおすすめします。
回転ぐるまがあることで、運動不足解消にもつながりハムスターのストレス発散にもなります。
ジャンガリアンハムスターの寿命
まずハムスターを飼育する上で意識して欲しい点は、ハムスターは成長が早いぶん寿命も短めだということ。
平均で2年と言われています。
そのため、長くハムスターとの性格を送りたい人は、なるべく赤ちゃんのハムスターを選びましょう。
ジャンガリアンハムスターの性格
私が購入したハムスターはジャンガリアンハムスター。
ハムスターの種類によって、おとなしかったり凶暴だったりと聞いたことがありますが、ジャンガリアンハムスターは比較的飼いやすいハムスターです。
ほかの種類のハムスターよりも大人しくて、 おっとりしていて、人なつっこいと言われています。
このあたりの特徴が、ハムスターを初めて飼う人や子どもにもおすすめの理由とも言えます。
ただ、飼いやすくてなつきやすい種類ですが、個体によって神経質だったり攻撃的だったりします。
人間も同じ日本人でもそれぞれの個性があるように、同じジャンガリアンハムスターにも個性があり、その個性を理解して寄り添いながら飼えるといいですよね。
あと、1点注意すべき点があります。
ついつい一匹では寂しいのでは・・・と思い、二匹購入して飼うパターンもありますが、雄と雌を一緒にゲージに入れると、あっという間に繁殖します。
知人は雄と雌を一緒に入れたために、ハムスターが増えて大変な状況になりました。
ですので、うちは始めから一匹のみと決めていました。
ハムスターは基本的に一匹で行動をするそうで、群れないと寂しかったりということはなく、一匹でも問題ないとペットショップの方に聞いたことがあります。
ジャンガリアンハムスターの飼育に必要なケージやアイテム
ハムスターが決まれば、ゲージ等の材料を選びました。
私の場合は幸いなことに、ゲージは知人から譲ってもらいましたが・・・そのケージは購入すると4000円程したようです。
ゲージの種類によっては、シンプルなものから複雑なものまであります。
我が家のゲージは水飲み、ハムスターが運動する回転、ゲージの中には二段に分かれた棚のようなものが付いていて、狭いゲージの中でも遊び心があるものでした。
ゲージ選びのポイントとして値段も重要ですが、狭いゲージの中で暮らすハムスターにとって、遊べるものや体を動かせるものがあるものがおすすめです。
次に、床にひく砂を選び、藁も購入しました。
砂がないと、トイレに困るよう。
砂は700円くらいで、藁は500円もしませんでしたが、藁は掃除の度に交換したので結構消費します。
大量に入っているものを買っても良いと思います。
ハムスターは砂が大好きなので遊びアイテムにもなります。
遊べるものがないと、ひたすらゲージの柵を噛んでいるハムスターもいるそうです。
ハムスターを飼うポイントとして、こまめな掃除をお勧めします。
人によっては一ヶ月に一度という方もいますが、匂いに敏感な人は玄関に入ってきただけで匂いが気になります。
我が家は10日に一回藁を変えて、砂のフンはこまめに取り替えていました。
清潔に保つことが、ハムスターの健康にも繋がると思います。
水の容器も洗浄したり、入れっぱなしにならないように気をつけました。
次のポイントは温度です。
基本的に玄関にゲージを置いていたのですが、暑さに弱いと聞いたので、夏場は風の入る涼しい場所に設置して暑くならないような工夫はしました。
冬は暖かい布をひいたり、専用のアンカも販売しています。
暑すぎる時期、寒すぎる時期は心配でしたが、気をつけながら過ごしました。
ハムスターも藁の中に潜ったりしながら体を温めるような行動をしていました。
ジャンガリアンハムスターの餌
次に餌選びです。
ジャンガリアンハムスター は、数あるハムスターの中でも小柄な部類です。
小柄な体に適した餌の基準があり、その基準を参考にして進めて行くことがおすすめです。
ペレット
ひまわりの種を想像する人も多いかと思いますが、ひまわりの種は油分が多いので、店員さん曰く、あまりオススメではないと聞きました。
ハムスターの専用の餌であるペレットを中心に、一日一回から二回与えています。
ペレットは、500円程で買えるので手軽さが魅力的。
ペレットは、ハムスターのために研究されて開発された優れた餌。
ペットショップでも、勧められることが多いです。
ペレットとは、タンパク質と脂質が主な栄養分。
タンパク質の役割は、筋肉や臓器、体内の保温力の調節に役立っています。
タンパク質が減ると肌のトラブルが起きやすく、体が冷えやすくなります。
体が冷えると、不調をきたします。
もう一つの栄養素の資質は、体内でエネルギー源になる大切な栄養素で働く力となります。
少量の脂質でも、多くのエネルギーを得ることができます。
脂質から細胞膜や脳神 経を作っており、ホルモンの材料になります。
脂質が不足すると発育の妨げや体液を保ったりする力が減り、身体の消耗が激しくなります。
この二つの栄養素は小柄で運動量の多いジャンガリアンハムスターには必要不可欠な栄養素。
ペレットはこの栄養素を網羅しているんですね。
ペレットが優れた栄養素を含む餌ということがわかりましたが、ペレットによっては、栄養素の配分バランスが違います。
タンパク質が多く含まれているもの、脂質が多く含まれているもの、繊維が含まれているものもあります。
太り過ぎだと脂肪少なめのペレットがおすすめ。
商品によって色々内容も違うので、 表示を見たり店員さんに相談して決めるのも良いと思います。
野菜
ペレットだけではジャンガリアンハムスターの栄養は正直言って足りません。
適した野菜をプラスして、バランスの取れた餌を心がけるようにします。
野菜は、栄養があるものを意識して与えます。
野菜は、与え方によって栄養素が増したり減ったりします。
そこは人 間と一緒。
ニンジンは ビタミンAが豊富です。
病気に強い体が期待できます。茹でると甘さが増して食べやすくなります。
ブロッコリーはビタミンCが豊富。
肌トラブルを防ぐことが期待できますが、茹ですぎると栄養素が逃げてしまいます。
キャベツは一度サッと茹でて与えます。
繊維質が豊富で、お腹の調子を整える役割があります。
下痢だったり、便が少ない場合は、繊維質が豊富な野菜を選ぶとよいです。
次に、餌の適した量について述べます。
個体によってサイズもバラバラなため、基準としては、個体による体重を基 準にして計算します。
体重の 5%~10%が一回の餌の基準量。
標準的なジャンガリア ンハムスターが40グラムなので、4グラム~9グラムが適した量になります。
ペレットの表示も参考に、合わせて一かけらの野菜を与えるのが良いと思います。
餌の適した量 は、肥満を防いで健康を維持し、寿命を延ばします。
餌を与える時間帯は、ハムス ターの夜行性の特性を考慮して、20時~23時ごろが適した時間です。
1日1回、決まった 時間に与えるようにしましょう。
ここまでジャンガリアンハムスターの餌について紹介してきましたが、実は与えてよいもの、悪いものがあります。
絶対に与えてしまってはNGな野菜を列挙したいと思います。
まずは銀杏。
銀杏は中毒性があり、ハムスターには危険。
人間でも体質によって は、銀杏で中毒性になる可能 性があります。
次にレンコン。
レンコンは一見、食物繊維が豊富なので良さそうなイメージがありますが、タンニンが消化器官を傷つけてしまいます。
小さな体のジャンガリアンハムスターには致命傷となります。
また、ネギや玉ねぎは犬や猫と同様に危険。
アリルプロビルジスルファイドという成分は、血液中の赤血球を破壊します。
犬や猫でも重篤な症状になる場合があります。
危険なもの以外で、全く食べないときは病気の疑いがあります。
もしくは歯に問題があり、歯が変形している可能性もあります。
歯に関して言うと・・・
硬さのある餌は食べることで自然と歯が削れて、歯の伸びすぎ防止にもなります。
実際には歯と歯を日々摺り合わすことで、長すぎる歯にならないように削れるそうですが、硬い餌は適度な歯の状態を保つ事ができるでしょう。
高齢のハムスターや赤ちゃんのハムスターには、食べやすい柔らかい餌をあげるのもよいと思います。
成長に合わせて、人間もハムスターも噛む強度が違うので、成長を見極めて餌を選ぶことも重要です。
以上、ジャンガリアンハムスターの餌を中心に述べましたが、ジャンガリアンハムスターにとっても人間にとっても、食事というものは生きていく上での楽しみでもあり 必要不可欠な習慣。
楽しく美味しく食べる。
我々人間にも大切なように、ジャンガ リアンハムスターにとっても同様です。
栄養素を考えながらも、味のバラエティをつけたり、楽しむという概念も交えながらジャンガリアンハムスターを育てていけたらと思います。
ジャンガリアンハムスターを飼育して良かったこと
私がハムスターを飼ってよかったと思う瞬間は、とにかく鳴きごえがないので騒音にならないことです。
クー、キューって小さな声が聞こえる程度です。その声が可愛くて可愛くて何度も聞きたいくらい。
ハムスターは夜行性なので、夜に回転の中に入って運動します。カラカラという音が聞こえると、一生懸命に一心不乱に運動している姿が本当に可愛くてたまりません。
途中で休憩を入れながら、また再び一心不乱にカラカラと走り続けるのですが、その必死さが見れるのがハムスターを飼う楽しみでもあります。
また、家の人が帰ってくると、ゲージのそばまで来て反応してくれます。
小さな小さな手でゲージの柵をつかんで、こちらをじっと見てくれます。
帰ってくるのを待っていてくれたかのような反応で、たまらなく癒されます。
私はケージの掃除の時、手のひらに乗せます。
小さな口、手を動かしてモジモジしています。
一度床の上に乗せてみましたが、床の上は材質も違ったからか不安でじっと止まってしまいました。
ゲージの藁の上に乗せると、再び元気に動きました。足の裏から伝わる藁の感触で安心した様子でした。
ハムスターは、乱暴な動物でもなく、攻撃性も低く、比較的飼いやすいペットだと思います。
人間と意思疎通しているような感覚にもなるくらい、飼い主の動きをする敏感に察知しているところもあります。
そのようなところが愛らしく、かわいいなあと常日頃から思っています。
ハムスターを飼うか迷っている方、ハムスターとの日々にぜひチャレンジしてみてください。
ハムスターのかわいさにきっと虜になりますよ!