猫は自分でブラッシングをする生き物ですが、それでは全然足りません。
実際、抜け毛が取れていくときはとっても気持ちよさそうな顔をします。
だからこそ、一緒に暮らしているならば人の手でブラッシングをして上げた方が得策。
そのやり方や頻度、使っているブラシをご紹介。
あまりお風呂に入れる人は少ないでしょうが、抜け毛対策にはシャワーも効果抜群なんですよ!
その方法も解説します。
猫の毛事情
私の家では、オスの猫を1匹飼っています。
生まれてすぐの野良猫を拾い、現在3才になります。
キジネコでブラウンタビーの毛色。
毛は短い方だと思いますが、冬毛になると毛が伸び、ふかふかした感じになります。
秋になると毛が伸びてくるので抜け毛は少なくなりますが、それ以外の時期は基本的に毛が抜けます。
冬の終わりから春にかけては、毛の生え変わりの時期なので、抜け毛の量が多量になります。
抱っこしたりすると服にたくさんの毛がつきます。
そのためブラッシングが大切になってきます。
基本的に部屋の中を走り回ったり体をなでたりするだけで数本の毛が抜けます。
それが床のほこりなどとからまっていき、部屋の隅のほうに毛のかたまりやほこりがたくさんついた毛が残るようになります。
ブラッシングをしないとより家の中が毛だらけ、ほこりまみれになりやすくなると思います。
そういった毛のかたまりは、部屋の隅の方や机の下、ソファーの下の方によくたまっています。
掃除をするのが少し大変になるかもしれません。
また、猫は布団やブランケットなど柔らかいものが好き。
うちの猫もよく布団の上で休んだり毛布の中に入り込んだりして気持ちよさそうに寝ています。
毛の抜ける時期は、ブラッシングやお風呂に入れるなどの手入れをしてあげないとたくさんの毛がついてしまいます。
また、猫の毛はくっつきやすくとれにくいようになっているので、布団やブランケットなどは掃除機できれいにするかコロコロテープといったカーペットローラーでとってあげるといいかもしれません。
猫のブラッシング何を使う?
ブラッシングは、定期的にしてあげるとよいと思います。
我が家の猫は、なでられるのやブラッシングされることをとても好みます。
自分から近づいてきてブラッシングをしてほしいと床に寝っ転がります。
頭や首のあたり、背中をブラッシングしてあげると気持ちよさそうにしています。
目をつむって満足した表情になって、とても可愛らしく感じます。
ブラッシングに使用しているブラシは市販の猫用ブラシ。
きれいのタマゴ ハンディーナチュラルブラシ DC-384(1コ入)【きれいのタマゴ】
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天然毛のもので、手のひらサイズのものを使っています。
値段は500円くらいのもの。
ブラシは、以前買ったプラスチックのものがうまく毛を取ることができず使いづらかったので、今使っているものを購入しました。
猫のブラッシングの頻度と方法
毎日ブラッシングをしている訳ではないのですが、週に数回する程度。
ブラッシングは毛の流れにそって行います。
頭や胸、そして首輪をはずして首からお尻の辺りまでゆっくりしてあげます。
うちの猫は、始めは、うつ伏せに寝て背中を伸ばすようにしていますが、気持ちよくなってくると横向きになります。
だから、それに合わせて胴体の右側、そして左側を毛にそってブラッシングします。
最後は、足としっぽまでしてあげます。
毛は時期によってとれる時ととれない時とありますが、数回するとブラシにかなりの量がとれます。
ブラシについた猫の毛を手でとってまたブラシでこすってあげるというようなことを何回かすると少しずつとれる量が減ってきます。
全くとれなくなることはないので、毛並みがある程度きれいになったら終了。
あまりし過ぎると毛が取れすぎてはげてしまう場合もあるのでやり過ぎには注意。
お風呂の入れ方
お風呂は、週に1回入れるようにしています。
うちの猫は外には出さないようにしていますが、時々、窓の隙間やドアが開く瞬間を狙って外に遊びに行ってしまうことがあります。
その時は、体や足を汚してくるのでお風呂に入れるようにしています。
お風呂では、まず、シャワーで体全体を流します。
そのあと、足の裏や爪の間を洗います。
そして、体。
まずは、壁に前足をつけて軽く立たせます。
そして、首の下や胸のあたりを手でさすりながらシャワーで流します。
そのあと、背中から毛の流れにそってシャワーをあてながら手で軽く洗いながら洗ってあげます。
すると毛が抜けて流れていきます。
何度か繰り返すと流れる毛の量が減ってきます。
最後に全体を流してあげてお風呂は終わり。
シャンプーは基本的に使いません。
始めのころは、ペット用の無添加シャンプーを購入して使っていました。
お風呂からあがると、濡れている部分をなめて毛づくろいをします。
シャンプーは無添加ですし、しっかり流しているので大丈夫だと思うのですが、人工的なものをなめてそれが体内に入ることに少し抵抗を感じてしまったので、今ではお湯で洗うだけにしています。
お風呂からあがった後は、ペット用のタオルで拭いてあげます。軽く拭いてあげるとタオルに毛がつくので、一度それを流してまた拭いてあげます。
最後はドライヤーで乾かすようにしていますが、うちの猫は怖がりなのでドライヤーが好きではありません。
できるだけ乾かしてあげますが、途中で逃げ出します。
どちらかというと、ドライヤーで乾かしてあげるよりは、電気ストーブの前で体をなめなめしながら乾かす方がリラックスできるようです。