ペット不可のマンション等でも、小鳥やハムスターなどであれば飼育可能な所も多いですよね。

飼育スペースもそれ程必要にならないので、ペットとしても非常に人気があります。

 

 
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ジュウシマツ(十姉妹)の性格

小鳥というと文鳥やインコを思い浮かべる方も多いでしょう。

確かにいずれも非常に可愛らしく、言葉を覚えたり手乗りをしたりと愛くるしい鳥ではあります。

しかし、これらは複数飼いや繁殖がやや難しいもの。

 

そこでせっかくであれば、繁殖させてみたい!という方におすすめなのはジュウシマツです。

ジュウシマツは、日本で昔からペットとして愛されてきており、非常に温厚な性格をしていて初心者でも簡単に飼育することが出来る鳥です。

 

ただ、手乗りの文鳥やインコなど飼い主によくなつく小鳥も多いと思うのですが、こと十姉妹に関する限り、人になつくということはほとんどないのではないでしょうか。

餌やりのたびに逃げ回るというようなことはないので、十分なれているのかもしれませんが、少なくとも手乗り十姉妹というようなことは考えにくいと思われます。

 

でもそこがかえって、ペットであるにもかかわらず、人と動物という自然な距離感がちゃんと感じられる良い所だとも言えます。

犬と猫なら猫が好きという人は、おそらく飼い主べったりになかなかならない猫の性質を好んでいるのでしょう。

なつくというようなことは端から考えておらず、そういう飼い方ができるのも小鳥を飼う1つのアドバンテージかもしれません。

 

複数飼いがおすすめ

ジュウシマツは臆病な鳥ですので、複数飼いをするのがおすすめ。

特に飼い主が留守がちの場合は、寂しくてストレスを感じてしまうこともありますので、出来るだけ複数飼いをしてあげて下さい。

 

安らかに飼育したい方は藁を編んで作られたツボ状の巣である「ツボ巣」を用意しておくのがおすすめ。

しかし、この後詳しく解説しますが「繁殖」を上手くコントロールするのにキーポイントとなるのが「ツボ巣」。

どう飼育したいのかをよく考えて飼育セットを購入するようにしましょう。

 

また、十姉妹とは10人の姉妹という意味で、とても仲が良いことからその名がついたそうです。

たしかに十姉妹がケンカをしているところは見たことがありません。

 

つつきの順位を間違えて、先に小松菜に食いついた若造が先輩に「おまえ後」みたいに尾羽辺りをちょいとつつかれるくらいはありますが、ほとんど平和に過ごしています。

十分な餌があり、外敵に狙われることのない安全な場所で飼われているからだ、と言ってしまえばそれまでですが、鳥かごという狭い世界の中で共同生活をしながらただの1度もいざこざがないというのはやはり立派です。

 

手乗りジュウシマツにするのは可能?

繁殖させてヒナが生まれた場合、人間の手から餌を与え、上手く育てられたら手乗りジュウシマツにすることも可能です。

しかし、鳥の飼育に慣れていない方にとって、非常に小さいジュウシマツのヒナに餌を食べさせることは容易ではありません。

途中でやっぱり親鳥に飼育を任せようとしても、半端に人間の手が加わってしまっていると親も世話をしなくなったり、ヒナも上手に餌が食べられなかったりして衰弱死してしまうことがありますので注意が必要です。

 

ジュウシマツ自体は非常にヒナの世話が上手な鳥です。

無理に手乗りジュウシマツにしようとするのではなく、ヒナが生まれたら親鳥に子育てを完全に任せる方がベストですよ。

 

なつかない、なつかないと言いましたが、こちらを餌をくれる奴とわかってそんな行動を見せることはあります。

飼いやすく、粗食で、ときに愛嬌ある行動もしてみせる十姉妹。猫や犬とはまた違ったペットとの静かな暮らしがそこにはあります。

 

ジュウシマツ(十姉妹)鳴き声

ジュウシマツは元々野鳥であったものをペット用に改良された動物。

その為、飛ぶのもそれ程上手ではありません。

バタバタと激しく飛び回ることも少なく、鳴き声も小さいので騒音が気になるということも殆どありません。

 

つまり、とても飼いやすい鳥と言えるんです。

ちなみに鳴き声は基本的に「ピィ―」。

 

ジュウシマツ(十姉妹)模様や種類

ジュウシマツというと地味なイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際は白や茶色、グレーなどカラーや模様も様々です。

見た目も小さく、丸みを帯びたクチバシがとても可愛らしい鳥です。

 

中には大納言、中納言、梵天といったいわゆる「芸物」と呼ばれるタイプのジュウシマツもいます。

こちらは巻き毛や逆毛が特徴的で、見た目も非常にゴージャス。

 

他にもヨーロッパタイプのものなどもあり、ジュウシマツの品評会なども開催されています。

もちろん、こういった珍しいタイプのジュウシマツは一般的なものに比べて価格も高額です。

 

 

 

 

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ジュウシマツ(十姉妹)の飼い方

 

では、ジュウシマツを飼育するにあたりどのような準備が必要でしょうか。

まず、最低限用意しておきたいものは、鳥かご、止まり木、バードバス、餌入れです。

 

鳥かご

飼うのに必要なものはまず鳥かご。

ジュウシマツ自体それほど激しく飛び回ることがありませんので、それほど大きな鳥かごでなくても構いません。

 

バードケージという言い方の方が今は商品を検索しやすいかもしれません。

なるべく大きな鳥かごにしてあげると、場所は取りますが小鳥にとってはストレスの少ない環境だろうと思います。

まさに「籠の中の鳥」なんですから、せめて鳥かごの大きさくらいは広めに設定してあげたいところ。

 

ツボ巣

ツボ巣というわらで編んだ巣を鳥かごに取り付けて小鳥たちの家とします。

もしも繁殖させてみたいのであれば、ツボ巣と呼ばれる藁でつくられた巣を用意しておきましょう。

少し大きめのツボ巣の方が繁殖に向いています。

 

ケージの金網に太めの針金を曲げてツボ巣に通し、止まり木で下支えして何とか固定していた時期もありましたが、今がツボ巣をケージに固定するグッズがちゃんと売られていて、それを買ってからというもの巣を変える作業がだいぶ楽になりました。

新しい巣には敷き藁もいっしょに付属してきます。

それを巣の中に放り込んでおくと、本能なのか2、3日もすれば見事なわらの寝床が完成しています。

 

嘴でわらの1本をくわえ、端から端まで移動させながら噛むというのか舐めて湿らせるというのか、とにかくしきりにそんな動作を繰り返したあと、おもむろに巣の中に運んで行って天井や壁に押し付けていくのです。

これは何度見てもすごいなあと感心させられます。

古い巣に対しては愛着はとくにないようで、新しい巣にもそうやってすぐなじむのも十姉妹の特徴かもしれません。

 

止まり木

それから鳥かごの幅に合わせた止まり木も必要で、これも鳥かご内を移動するのに邪魔にならない程度には多めに設置してあげると喜びます。

ちょんちょんと止まり木から止まり木へ羽根を広げずに移動するのを見るのは楽しいもの。

そんな移動もちょっとした運動になるのでしょうから、鳥かごの中にまっすぐに渡したり斜めに渡したりして小鳥が楽しく移動できるように工夫すると良いでしょう。

 

止まり木は2本を階段状にしておくといいですよ。

ツボ巣やバードバスは汚れにくいようにやや上側に設置しておきましょう。

ジュウシマツはとても小さく、鳥かごに付属している止まり木だと太すぎて上手く掴むことが出来ないこともありますので、直径1㎝ほどの細めの止まり木を用意してあげて下さい。

 

水浴び

昔は水浴び用に陶器の入れ物を買ってケージの床に水を入れて置いておきました。

水浴びはそこで行い、水は別の容器から飲んでいたのです。

 

ところがいつごろからか、巣に近いもっと高い位置にある水飲み用のプラスチックの容器で水浴びする習慣ができてしまいました。

だからと言って何か困ることがあるわけではありませんが、陶器の入れ物の方がサイズも大きく水浴びもしやすいだろうと、そんなふうに思うのは人間の勝手というものなのでしょう。

 

水飲み場兼水浴び場と化したプラスチックの容器で、十姉妹たちは順番を競うように水浴びをしています。

人間からすると「寒くないかな」というような気温のときも水浴びを怠ることはしません。

よほどきれい好きなのでしょう。

ただ、水浴びをしてしまうと、もともと水飲み場としての容器ですからすぐに水がなくなってしまって、新たに追加してやる必要があります。

 

繁殖しやすいので要注意

先ほど、ジュウシマツは臆病な鳥ですので、複数飼いをするのがおすすめだとお伝えしました。

しかし、オスとメスをセットで飼っていると簡単に繁殖します。

 

繁殖をさせたくないのであれば、同性同士で飼うといいでしょう。

また、ツボ巣がなければ繁殖することが出来ませんので、ツボ巣を設置していなければオスとメスをセットで飼っても繁殖しません。

ジュウシマツはツボ巣がなくても止まり木に止まったままの状態で眠ることが出来るので、必ずしもツボ巣を用意しなければならないというわけでもないです。

 

一度卵を産む度に体力を消耗しますし、同じケージ内で繁殖を続けていくとどうしても近親交配が起こりやすくなります。

簡単に繁殖させることが出来るのがジュウシマツの魅力ではありますが、ヒナが生まれた後のケアまでしっかり行ってあげて下さいね。

 

 

 

ジュウシマツに与えるエサは小鳥用の配合飼料がおすすめです。

 

殻付きエサの方がよく食べますが、ジュウシマツは殻をエサ箱の中に残すため、時折エサ箱の上の方を息で吹いて殻を飛ばしてあげて下さい。

時折、ボレー粉やカトルボーンを与えてカルシウム補給をしてあげましょう。

青葉もよく食べます。

小松菜などをクリップで止まり木の近くに挟んでおくといいですよ。

 

繁殖前後は特に栄養が必要になりますので、あわ玉など、栄養価の高いエサに切り替えてあげて下さい。

 

カルシウム不足を補うためのボレー粉という餌があるのですが、ある時ボレー粉を入れた小さな容器に1羽の十姉妹がしきりにとまっては離れとまっては離れするので、何だろうと思ってのぞき込むとからっぽだったことがあります。

おそらく、かなりお気に入り。

 

寿命

ジュウシマツの寿命は3~10年ほどです。

元々がペット用に改良された鳥ですので、病気になりにくく、平均しても8年ほどは生きると言われています。

是非、大切に育ててあげて下さいね。

 


 

以上が十姉妹の飼い方。

よく理解してあげて飼ってあげてください。^^

 
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