私が犬と暮らした幸せだった体験談をご紹介します。
しかし私はその幸せな暮らしがあったから、今後犬を2度と飼おうとは思いません。
その理由や、犬の飼い方でポイントとなる点、参考とな部分も書いていきますので、是非ご覧下さい。
私は小さいころから犬が大好きで、ずっとずっと犬が買いたいと両親に伝えていました。
初めて家にワンちゃんが来たのは私が小学校1年生の時です。
母が自宅で学習塾を開いていまして、そこの生徒のお家のワンちゃんが赤ちゃんを5匹生んだとのこと。
早速家族全員(両親と3歳年上の兄がいます)で見に行きました。
茶色のシバ犬で非常に可愛い子たちでした。どの子でも好きな子をあげるからと言われ一番賢そうな子をもらって帰りました。
見た目通りすごく賢い子でしたが、隣の主婦がうるさい人で、犬の鳴き声がうるさいと文句を言われるようになってしまいました。
結局その子は半年しか家にいられず、他の家にもらわれていきました。
そんなこともあり、私はもっともっと犬が飼いたいと思うようになりました。
その夢がかなったのは中学校1年生の春でした。
今回も母の生徒さんのお家でわんちゃんが3匹生まれたとの事で早速家族全員で見に行きました。
生まれたての白1匹と黒2匹でした。
私たちは白の子犬の可愛さに衝撃を受け、絶対この子が欲しいと思いました。
飼い主さんに言わせると白く子は体が弱いかもしれないので黒い子をもらった方がいいとの事でした。
でも、私の足にすり寄ってきた白いワンちゃんが可愛くて可愛くで絶対この子が欲しいと両親に頼みました。
そしてこの子は家にやってきました。
まだ小さかったので体がきちんと出来上がるまでは家の中で買いました。
予防接種など必要なものは必ず受けました。
フィラリアなどです。
すくすくと成長をし、可愛くなるばかりでした。
ちなみにこの子の名前はスヌーで男の子です。
近所に私が可愛がっていた白い大きな犬の子供だったと思います。
その犬(シロという名前)は散歩中放し飼いにして自由に散歩していましたし、スヌのお母さん犬の近くも散歩できてましたので、何かのタイミングで妊娠したものと思われます。
とにかくシロとスヌは見た目が非常に似ていました。
シロとスヌが散歩で出会うと楽しそうにお尻の匂いを嗅ぎ合っていましたし、スヌは他のワンちゃんには吠えるのに、シロには全然吠えませんでした。
スヌの性格は甘えんぼでした。雨が降るとわざわざ小屋からでてきてずぶぬれ状態になり悲しげな声で「入れてくれ。入れてくれ」となくのです。
前に書いた通り、隣の人がうるさい人だったのであまり鳴かすわけにはいきません。
それに可哀想という気持ちが強かったので玄関に引き入れてやってました。
その際に便利であったアイテムは大きめの上の蓋のないサークルゲージです。
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サークルゲージがないと、ワンちゃんは勝手に家に上がってきてしまいますから・・・。
あとは大きめの骨。これは固めでミルキーな味がするものです。
ワンちゃんのおやつでもミルキーの小さいのがありますが、あれはおやつです。すぐにかじってなくなってしまいます。
この大きいミルキーですと1時間以上は必至で噛みついて気を紛らわせることが出来ます。
ただ、年老いてきますと歯の状態が悪くなってきますので歯から出血をおこし、骨が血だらけになって驚いてしまうかもしれません。(体験談)
また、時間つぶし、ストレス解消以外にも歯の歯垢なども同時に落とせるようなので非常におすすめです。
歯のケアといたしましては、歯ブラシをするわけにもいかないのでペットショップに行くと、歯をきれいにするホニャララみたいのが何種類かあるので、購入すると良いと思います。
ただ、おやつのように美味しく無いようなので(うちのスヌはあまりおいしそうには食べていなかったです)いろいろ買ってみて好きそうなのを見極めてあげた方がいいと思います。
うちのスヌが好きだったのは紗(さや)というおやつです。(ペット用です)これはどのワンちゃんにあげても目をむいて食べていたので犬の世界では非常に人気のある商品だと思います。
紗 プレーン 170g〔17120928do〕
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スヌのころには種類は3種類くらいしかなかったのですが、今は色々な味があるようです。
食事に関しましては、うちは甘やかしてしまっていましたのでカリカリドックフードと柔らかいツナ缶みたいなドックフードを混ぜてあげていました。
ただ、ワンちゃんはやはり柔らか缶詰めが大好きなで、カリカリを残して柔らかいのだけ食べたりしてました。
なので初めから柔らかいドックフードはやらないで育てれば楽だったかなと思っています。
うちのスヌは19年生きてくれました。
おじいさんになって肝臓が悪くなり、肝臓をケアするドックフードを食べさせていました。
ただ、これは今までのドックフードと比べて美味しくなかったようであまり食べてくれませんでした。
そういった点から行っても、ドライのドックフードオンリーで育てた方が年老いてきたときも食事の面では楽だと思います。
ただ、うちのスヌは外犬の雑種だったので、今はやりのトイプーとかの室内犬に関しては当てはまらないかもしれません。
缶詰めやおやつや、人間の食べるものをあげていたので、塩分過多になって早死にしたらやだなと思っていましたが、スヌは長生きしたのでそれほどキチキチに食事制限しなくてもいいのかなと思います。
ペットを飼って思ったことは、ペットは反抗しないし嫉妬しないし意地悪しないしいつでも飼い主を愛してくれるということです。
自分の多感な中学時代から結婚、出産、子育てまで見守ってくれたスヌの存在はなくてはならない存在でした。
悲しい時はスヌのことを抱きしめながら泣きましたし、家族みんながスヌの可愛さに救われたと思っています。
残念なのは娘がスヌと遊べなかったことです。
娘が生後6か月の時に天国に行ってしまったからです。
娘もスヌの写真を見ては遊びたかったな、スヌがいればいいのになと言います。
ペットを飼う事は非常にいいことですが、別れは寂しいものです。
私はもうペットを飼う気は一生ありません。
なぜならあんな悲しい思いをしたくないからです。
ペットを飼うことは子供にとってもすごくいいことだとはわかっています。
自分がそうだったからです。
だから自分の娘にもペットを飼ってあげたい気持ちはすごくあります。
でもあの悲しみを思うの飼う勇気がありません。
とにかく最後までペット愛して育ててください。
ペットは飼い主を心の底から愛してくれるのですから!!